ビジネスで失敗する人の10の法則 ドナルド R キーオ (著), 山岡 洋一 (翻訳) #137
blogown 本書は、有名企業コカ・コーラの元社長・COOで、バークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェットとも親しい人物であるドナルド・キーオの著書。
逆説的な表現ではあるけれども、10の法則が1つでも当てはまるならあなたの仕事は高確率で失敗だ、という話。
印象的だったのは、「法則1 リスクをとるのを止める」。
生活が楽になり、豊かになり、快適になると、リスクをとるのを止めようという誘惑が強くなる。
これは、成功がもたらす大きな病のひとつだ。年齢が高くなるほど、この誘惑に負けやすくなる。年齢が高いといっても、六十歳になればという意味ではない。四十歳でもこの病にかかる。こう考えるのだ。「これまで苦労の連続だった。心配して夜も眠れないことが多かった。そろそろ、心配するのは誰かに任せよう。いまのままで満足だ」
たしかに、リスクをとったとしても、うまくいかないということも多々ある。
しかし、リスクをとらなかったとして、安心して長生きできるのかというと、意外にそうでもない。
リスクをとることなく死亡した企業はたくさんあるそうだ。
リスクをとらず、現状に満足したまま生きていくのも、まあいいかもしれない。
しかし、それでは、いつまで経っても、現状維持のままで、変わり映えのしない、単調な日々を繰り返して死を待つだけだ。
現状に満足せず、リスクをとって、何がしかの行動をとるということは、社会にとっても、人生にとっても素晴らしいことのように思う。
本書にもあるように、リスクをとって航海に出たからこそ、コロンブスは新大陸を発見できたのであり、リスクをとったからこそ、アメリカが生まれた。
リスクをとったからこそ、偉大な企業が生まれ、リスクをとったからこそ、新しいイノベーションが生まれる。
計算したリスクを多少はとって、新しい一歩を踏み出してみたいと思う。
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