スニッカーズ(マース社)の流通戦略

9月 7th, 2008 by admin

「スニッカーズ(マース社)」の流通戦略

流通戦略:
「いつでも、どこでも、だれでも」買える

全体像から把握できるかぎりでは、戦略の中心は「いつでも、どこでも、だれでも、買える」、という点に集約されます。これと同種の戦略をとっているのは、コカ・コーラなどを代表とするソフトドリンク業界です。コンビニ、スーパー、自販機、売店、いつでも、どこでも、だれでも買えるように流通させるという戦略です。

マース社について:
マーズ(マース)社は、非公開会社で、かつ高い秘匿性を持つ企業。マース社は全体で210億ドル(約2兆1000億円)、売上の45%をスナック食品(スニッカーズ、M&M’sなど)から得ており、スニッカーズは20億ドルの売上をほこっています。46%の売上をペット・ケア商品(カルカン、シーザーなど)から、残り9%は、食品、電器、飲料などから得ています。地域的には、約半分をヨーロッパから、40%をアメリカ大陸から、残り10%をオーストラリア、日本、西太平洋から得ています。

製造工場の所在地:
Hackettstown, New Jersey; Albany, Georgia; Burr Ridge, Chicago and Mattoon, Illinois; Cleveland, Tennessee; Columbia, South Carolina; Columbus, Ohio; Elizabethtown, Pennsylvania; Greenville, Mississippi; Greenville and Waco, Texas; Henderson and Reno, Nevada; and Vernon, California.

考察
ターゲットとする顧客層やブランドイメージの違いから、この流通戦略は生成される。

スニッカーズの主要なターゲット顧客層は、「10代から20代までの若い男性」がメインターゲットと推定される。そのため、非常に大規模な流通を行い、それらの需要に対して、供給を行なっている。これらの戦略は、コカ・コーラを代表とするソフトドリンク業界とほとんど同一の戦略といえる。ソフトドリンク業界とは、顧客層もマッチしているのに加え、流通形態も近い(コンビニ、スーパー、自販機、売店など)。ブランドイメージに関しても、これらの顧客層に向けたブランドであることは、ターゲットにあわせたプロモーション※を行なっていることからも明らかである。

※スニッカーズのプロモーション・・・スニッカーズ(日本における)では、現在、日本の著名なラッパー、ZEEBRAとコラボレーションをすることで、プロモーションを行なっている。また、アメリカではスポンサーシップとして、リトル・リーグ、NFL、NASCARとターゲット顧客層とマッチしたカテゴリに対してアプローチをかけていることがうかがえる。

自社のポジショニングと照らし合わせて、流通戦略の参照に。

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