弱者の戦略―人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則 栢野 克己 (著) #56
admin 零細企業コンサルタント・講演家で「小さな会社☆儲けのルール」「大逆転!バカ社長」著者である栢野克己氏が書いた、中小企業経営者・起業を目指す人向けの「経営人生」を中心としたビジネス書が本書。
☆はじめに 「人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則
第1章「弱者が必ず勝てる「成功法則」を発見!
第2章 中小ベンチャーは「やずや」に学べ
第3章「七転び八起きの軌跡」
第4章「人生の成功は夢×戦略×感謝」だ!
第5章「弱者の戦略」は自然の法則だった
第6章「夢を果たす」
■おわりに
著者自身が、ダメ人生から先人に学び、人生を逆転させたという体験から、昔の自分、そして昔の自分と同じ境遇である読者に向けて書かれた本かと思う。
第一章は、弱者が勝てる成功法則というテーマで、事例を交えながら原則的なことを述べている。ベースとなる戦略は、1.商品、2.地域、3.客層、4.営業、5.顧客、6.組織、7.財務、8.時間の8つ。
第二章は、通販で有名な「やずや」をベースに、経営人生計画書の重要性とその内容について述べている。
第三章は、栢野克己氏の自伝的内容。いかにダメ人間だったのか、とそこからの脱却について述べている。
第四章は、夢×戦略×感謝と天職について。
第五章は、弱者の戦略の転用について。人生など。
第六章は、夢について。世界一周についても。実際に、世界一周した人の意見や感想は、参考になる。
本書で、個人的に特に印象的だったのが次の2点。
ひとつは、「戦略失敗事例B」の起業丸一年の相談者エピソード。
某一流大手飲料メーカー出身で、いい商品をつくれば、スーパーなどの大手流通で売れると思った相談者。
野菜の粉末パウダーを販売。創業期に銀行から三千万円を借金し、五百万円の貯金(ということは、2,500万円がなくなっているというわけだ)。そして、売上ゼロ。結局、廃業と破産をすすめられることになる。
要するに、商品開発に三千万円近くを投じたものの、売上はゼロで収入もない。
想像すると、とっても切ないエピソードだと感じた。
もうひとつは、海外の中国人がよく働くというエピソード。
中南米は遊びのラテン系+キリスト教で週末は休む(欧米や日本も同じ)。アフリカは熱い。イスラム圏はアッラー!と一日五回も休む。イエメンなどは朝から麻薬の草を咬んでうわの空。つまり、まともに仕事をしていない。
そう言えば!と思った。
たしかに、暑い地域では働く意欲がそがれるし、キリスト教やユダヤ教には安息日があり、イスラム教徒には、一日五回の礼拝がある。つまり、勤務時間の減少を意味しているというわけだ。
人生を逆転させたいと思う人に適した一冊。
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1 Comment »| タグ: 本, 雑多な本




10月 3rd, 2008 at 23:08
オーサンキュー!!
とっても切ない相談でした。
が、他の診断士や広告屋は「この広告が良くない。パッケージも買えればイケマスよ」しか言わなかったという。
そう。戦術系の業者は戦略を知らない。この例のような初歩的なことも気づかない。相談受けたからには金にせねばと思う=昔の広告屋時代の私。
別に無理に仕事取る必要ない立場は
もの凄く親切になれる。
そんな私が好きですね。
自己満足かもですが・・・
しかし、こんな一連のブログを28歳で書くとは・・・
さらに飛躍するには、
一度、牢屋・投獄・破産でもけいけんしてね(爆)