燃料電池についての講演 by 篠原和彦(日産自動車)氏

1月 9th, 2009 by admin

篠原和彦(日産自動車)氏による「FCV開発の技術課題と解析技術への期待」(燃料電池についての講演)を聞いたので、記録。

[エンジンの時系列シフト]

基本的に、自動車産業としては、エンジンのシフトを以下のように見ている。

1.ガソリンエンジン
2.ハイブリッド
3.電気自動車
4.燃料電池

(1→4に向かって、時系列的にシフトしていく)

現状としては、1+2の段階で、徐々に3、4へとシフトさせていきたいとのこと。
燃料電池にとって、2010年代は、導入・拡大フェーズであり、2020年代は、普及フェーズだという。

[現在の燃料電池車の開発状況]

・FY2005の段階でのデータ
※ちなみに、なぜ、3年以上前のデータかというと、開発費が高いにもかかわらず、経済環境が良いというわけではないので、モデルチェンジのコストが・・・、とのこと。

0-100km/h(加速):14秒
ワンチャージ:500km

[実用化に向けて]

・燃料電池の実用化の問題点としては、やはりコストが大きい。

・実用化に向けての課題は、低コスト化+システムの簡素化。

・MEA(電極接合体)要素のコスト比率が高い(電極触媒・膜・GDL)。

・白金(プラチナ)の使用がある
⇒ 量産化によっても解消されない問題
⇒ 使用材料コストの削減が課題に

・水素供給インフラの整備

以上が、現状における燃料電池事情。

将来的には、燃料電池が普及する方向で進んでいくみたいだ。

日産自動車

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