「藻」から再生可能ガソリンを精製する技術が登場
admin 米Sapphire Energyは5月28日、藻からガソリンを精製する新技術を発表した。日光と二酸化炭素、藻などの光合成微生物を利用する「画期的なプロセス」で原油を産出し、オクタン価91(オクタン価はアンチノック性を示す値で、JIS規格ではレギュラーガソリンは89以上と規定されている)のガソリンを精製するというもの。耕地や農作物が不要なため、従来のバイオ燃料にみられた「食糧か燃料か」というトレードオフとも無縁だという。新技術で産出する原油は、通常の原油精製施設での精製が可能で、従来のサプライチェーンを通じて流通できるという。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/30/news021.html
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これは、また新しい潜在性の高いテクノロジーがあらわれてきた。藻からガソリン精製。
燃料製造プロセス上のイノベーションとしては、破壊的なイノベーションだといえる。このテクノロジーが、ガソリンの量産化を
石油精製から行なうよりもコスト安に行なうことができれば、驚異的なことになるだろう。それを助けるかのように、「従来のサプライチェーンを通じて流通できる」とのこと。付帯的なコストをかけずに流通できることは、既存のインフラを活用できるので、コスト安につながる。
現状として、世界は燃料問題に直面している。しかし、これは、新たな時代の幕開けと見ることもできる。燃料に関して危機を感じた世界は、真剣にエネルギーについて考えることになる。そして、世界は現状から新しいエネルギー世界へとシフトしていく方法を模索することになる。新しいエネルギー世界として、考えられるのは、大きく次の三つ。
1.代替燃料の浸透(水や酸素、太陽光などを燃料とするもの)
2.燃料消費量の激減(エネルギー効率が極端に向上するもの)
3.既存燃料の低コストかつクリーンな製造(今回のようなもの)
今回の記事は、3番目のものだ。他の選択肢にも、テクノロジー上の進歩がみられるようだし、世界の未来が楽しみだ。


