メガ地域がグローバル経済を動かす – リチャード・フロリダ
admin DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2008年7月号「収益力の経営」に掲載の記事。この記事を要約すれば、
『今日のグローバル経済の経済単位は、既存の国家ではなく、「メガ地域(リージョン)」を単位としている。メガ地域は、世界で40存在し、それらだけで世界人口の18%、経済活動の66%、特許取得するイノベーションの86%が集中している。たとえば、ボストン、ニューヨーク、ワシントンDC一帯のメガロポリス、ロンドン周辺、オランダのアムステルダムとロッテルダムなどである。』ということだ。
結局は、80:20の法則が地域レベルでも適用され、少数の地域に人口や経済活動が集中しているというわけだ。マイケル・ポーターが「ビジネスウィーク」誌に「流動化が高まれば高まるほど、ロケーションの影響力が決定的になる。」と書いたとある。
これは、真実だと感じた。
グローバル経済において、流動化が高まり、優秀な人材がどこにでも行くことができるとすれば、最も価値のある地域、つまりはメガ地域に集まるだろうからだ。たとえば、プログラマーなどのIT技術者であれば、最も優秀な人間が行く場所はどこか?シリコンバレー。日本で、優秀な人材はどこに行きたがるか?東京。
これからますます流動化は進むだろう。そして、ロケーションの重要性が高まる。人々は都市部に集まり、優秀な人間は優秀な人間を求めてメガ地域に集まる。ある種のフィードバックループが働き、集中化が高まることになる。
自分のやりたいこと、生きたい人生を基準に、どのロケーションを人生のどの時点で選択するのかということを考えるべき時代になったのかもしれない。
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