死について(備忘録)-吉田松陰
admin きみは問う。
男子の死ぬべきところはどこかと。
小生も昨年の冬投獄されていらい、このことを考えつづけてきたが、いまついに、死の一字について発見することがあった。
死は好むものではなく、また、にくむべきでもない。
世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身はほろんでも魂の存する者もいる。
死して不朽のみこみあらば、いつ死んでもよいし、生きて大業をなしとげるみこみあらば、いつまでも生きたらよいのである。
つまり、小生のみるところでは、人間というものは、生死を度外視して、ようするに、なす心構えこそが、たいせつなのだ。
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