年商100億の社長が教える、丸投げチームのつくり方 山地 章夫 (著) #75
admin 約50事業、グループ年商120億円のチームをつくりあげた現役バリバリの経営者で、著者の山地章夫氏が、チームの「売上」「利益」「モチベーション」を上げる、上手な仕事の丸投げ方について語ったのが本書。
個人的に印象的だったのは、「100億企業のつくり方」について書かれた部分。
1つの事業部や会社は100人以内にしましょう。それ以上は分けていきます。
それらのイメージが出来たら、次に新規事業を始めます。
なるべく自分たちの得意な分野と関連ある事業でニーズがあったり市場がありそうな事業、自分たちが外部に発注している事業で利益が多そうな分野でもいいです。
既存の事業をうまく丸投げして、自分はその新規事業の立ち上げを担当します。ただし、その事業を丸投げする相手と一緒に立ち上げて行きます。そしてタイミングを見て丸投げします。これを繰り返していきます。ポイントは、各事業の責任者やトップをその部門だけのプロにしないで、グループ全体に関心、責任を持ってもらうように横断的な会議をつくることです。
管理が複雑になってきたら、グループ全体の数字を管理するスタッフを設けます。兼任でもかまいません。繰り返していくうちに事業ごとのシナジーが発揮されて、加速がつく事業が出てきます。そこに経営資源を重点配分し、これをまた繰り返していきます。すると・・・100億円が見えてきます。
最後に、重要なのは、ある程度大きくなってきたらシステム化していくということです。規模が小さいときからシステム化のイメージを持ちながら進めるのが良いでしょう。
つまり、山地氏の提唱する「100億企業のつくり方」とは、比較的小規模の事業を連続して、いくつも立ち上げていくこと。
丸投げして、余裕をつくり、新規事業の立ち上げを担当する。
将来の丸投げ相手と一緒に立ち上げて、タイミングを見て再度、丸投げ。
連続して、いくつも繰り返して立ち上げていくことで、シナジーが生まれてくる。
このようなやり方で、グループを大きくしていこうというスタンス。
プロフィールにも書かれてある通り、グループを100事業100人の社長をつくろうという「The 100 Vision」の実現に全力投球中とのことで、モットーは「1000億企業より、10億企業を100社」。趣味は新規事業の立ち上げ、とのことなので、これからも、連続していくつもの新規事業を立ち上げていくと思われる。
起業家であれば、とても魅力的な言葉である「新規事業の立ち上げ」。
それを連続して行うために、事業を丸投げする。
これらを繰り返していくことで、大きなグループになっていく。
とても魅力的な方法論が書かれた一冊。
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