日本電産永守イズムの挑戦 日本経済新聞社 (編さん)
admin 日本電産の創業ストーリーが書かれた本。ビジネスにおける成功要因が実はシンプルなものなのだと気づかされる一冊。
たとえば、資材調達額が600億円であれば、10%削減するだけで60億円の収益改善につながる。20%なら、120億円が収益になるわけだ。
これらのコスト削減の方策として、事業所制があるという。営業はとにかく売上の責任を負い、別働隊となる。そして、営業部隊を除いた部分を事業所に分け、それぞれに利益責任を持たせる。開発部門は製品の売上高に応じた技術料を受け取り、それを部門の運営費用にあてる。そのため、売れない製品を開発すれば、資金が入らなくなり、赤字になる。
これらの仕組みは、非常にエレガントなものだと感じた。それは開発部門のように、直接的に売上・利益と関連しない部門では、コスト意識、ビジネス感覚がうまれにくいことが失敗要因となるからだ。
また、長時間労働をせよ、ということ。
出勤率、労働時間が悪いと、たとえば10人でできる仕事を20人でやることになり、コスト増加につながる。それは、収益性の悪化を招き、競争力の低下を導く。メッセージは、シンプルだ。
「人の倍働け」
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