稼げる人、稼げない人 高城 幸司 (著) #111

10月 28th, 2009 by blogown

これから(もうすでに)稼げる人と稼げない人で、大きな格差がうまれてくるそうだ。
それは、自分自身で何かをしている人、つまり、自営業や専門家、経営者だけでなく、サラリーマンをしていても。

80:20の法則がある。
上位の20%が売上の80%を占めていたりする法則のことで、少数が大多数の結果をもたらしている傾向があるという、世の中の偏りについて述べた法則だ。

この派生系で、2・6・2の法則がある。
これは、上記の80を2と6に分解したものだ。
これが現代のビジネスマン事情らしい。

つまり、優秀な人が2割、普通の人が6割、冴えない人が2割ということなのだ。
さらに、稼げない人は、普通+冴えない=8割の人ということなのだ。

では、なぜ「稼げない人」なのか?

それは、替わりがきく人だからだ。
つまり、その人がいなくても、これといって支障をきたさない、特に問題もおきない、会社の利益にも影響しないからなのだ。

たとえば、本書にこうある。

「会社が社員に対して行使できる最大の武器は配置転換」

稼げる人材は、重要なコアとなる仕事を特定の部署でやってもらいたいので、配置転換はされづらい。しかし、稼げない人材は、会社の都合でコロコロと配置転換されていく、というわけだそうだ。

つまり、替えがきく人であるがゆえ、会社の都合で、会社の自由にされてしまうことになるのである。

では、「稼げる人」になるには、どうすればいいのか?

それは、主体的に行動することにつきる。
本書で指摘されている「稼げない人」は指示待ちで、主体性がない、ホワイトカラーでありながら、ルーチンワーカーな人のことだ。

そうでない、「稼げる人」は、自分で物事を考え、相手の意図を探り、単純な指示から、その背景にあるものを理解した上で、指示した人にとって、有益なモノを提供するというような人である。

たしかに、現代には、指示待ちのルーチンワーカーが多い。
それは、オフィス内のホワイトカラーと呼ばれる層であってもだ。

しかし、単純にそのような行動だけでは、将来的に、よろしくない状態となる可能性が高いことも示されている。

単純な指示待ちはたしかに楽である。
指示待ちで仕事をするのは、楽な道ではある。
しかし、それは、本当は地獄につながっている道なのかもしれない。

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