真実が人を動かす―ニューコアのシンプル・マネジメント ケン アイバーソン (著) #133

3月 6th, 2010 by blogown

ニューコア – Nucor Corporation。

ニューコアはすごい。
ニューコアのすごさは、たしかにインテグレーテッド・ミル(高炉)ではなく、ミニミル(電炉)を活用している点や、薄スラブ連続鋳造技術の導入といったテクノロジーが背景にあるのかもしれない。

しかし、それと同時に、従業員と経営陣との関係、経営姿勢がすごい
その経営姿勢が、自らが大企業にもかかわらず、常識を常に疑う姿勢を保てている要因なのだと感じた。

では、その「経営姿勢」とはどのようなものなのか。
それをちょっと見ていきたい。

端的にそれを示しているのが、明確な原則である。

ニューコアでは、従業員と経営者の関係は次の四つの明確な原則の上に成り立っている。

(1)従業員がその生産性に応じて報酬を受ける機会を持てるように会社を経営することは、経営者の義務である。
(2)今日の職務を適切に果たしさえすれば明日もまた自分に仕事があることを、従業員は確信できなくてはならない。
(3)公平な処遇を受けることは従業員の権利であり、従業員は自分が公平な処遇を受けるであろうことを確信できなくてはならない。
(4)処遇が公平でないと思う従業員には、改善を申し出る何らかの方法が与えられなければならない。

このような原則、ある意味、当たり前のように感じるが、たいていはできていないようなことが実際に原則として提示されてあることは意義深い。

では、実際にどのように運営されているのか、その前に、著者・ケン・アイバーソン氏の主張を聞いてから見ていきたい。

人がやる気を起こす理由は、煎じ詰めれば次の三つの理由による。

(1)平均以上の収入を得るチャンスがある。
(2)雇用が保証されている。
(3)昇進のチャンスがある。

給料がよくて、クビになる心配がなく、昇進の見込みがあるのでなければ、そのほかのことはたいして意味を持たない。

それでは、実際にニューコアでの運用を見ていこう。

・ニューコアの生産労働者の基本給は業界平均より低い。
それは、基本給をはるかに上回る週間ボーナスを稼いでおり、低いときで基本給の100%、高いときは200%超だという。
現場勤めの典型的な従業員は、時間当たり8-9ドルの基本給に加えて、出来高払いのボーナスを時間当たり16ドル以上受け取ることもあるということ。
ニューコアの工場労働者の1996年の平均年収は6万ドルを超えた。これは業界最高水準。

・週間ボーナスを得るために必要なことは、1.チームで働き、2.生産すること。
1チーム、20-40人。チームに対して、生産基準量が設定されている。
その基準を超えた生産量に対し、ボーナスが支給される。

・生産部門以外の従業員にもボーナス支給基準がある。
エンジニア、秘書、事務職員、受付係など、非現業社員たちにも独自のボーナス支給基準がある。
これはそれぞれの事業所の総資産利益率に基づいて算出されている。
これによって彼らは仕事の能率を上げ、顧客との関係を強化し、生産労働者の助けになることなだったら何でもするように動機付けられる。

根底にある思想について、こう述べられている。

「われわれは製品に含まれる人件費が問題だと考えています。競合他社の二倍の給料を払ったとしても、社員がやる気を出して、よその三倍の生産を上げるなら、わが社の製品は相対的に安くなる計算じゃありませんか」

1996年、ニューコアの人件費(付帯給付を含む)は、鋼材1トン当たり40ドルをきった。大手鉄鋼会社のおよそ半分だ。

鉄鋼会社としては、ローコスト、ロープライスの製品を販売しているポジションのニューコア。
たしかに、製品コストは、ローコストなのだが、従業員の給料は業界最高水準。
そのギャップは、やる気を引き出すための報酬体系、インセンティブによって形成されているのだ。

総じて感じることは公平さ、フェアである、ということだ。
フェアな環境づくり、重要である。

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サプライチェーンの経営学 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 (著) #126

1月 31st, 2010 by blogown


『サプライチェーンの経営学』の第2章「ザラ:スペイン版トヨタ生産方式」を読んで。

ザラ(ZARA)は、街角でも見かけ、知名度もそれなりに高いが、ビジネスの内部については、あまり公になっていない。秘密主義的なスタンスだかららしい。

そんななかでも、本書には、ベールに包まれたザラの一端を垣間見ることができると同時に、書かれている部分は、ビジネスを考える上で、とても興味深いことがたくさん書かれてある。

本書のメインは、ザラのサプライチェーン・プロセスの解明・解説である。
本書によれば、ザラはサプライチェーンの自己強化システムがあり、次の三つの原則のうえに築かれているという。

1.コミュニケーションの輪をつなぐ
2.サプライチェーンに全体に一定のリズムを与える
3.現有資産を活用してサプライチェーンの柔軟性を高める

私が本書を読んだときに、強く感じたことは、ビジネスでは、プロセス全体を通してのコミュニケーションの緊密さが非常に重要なのだということだ。

ザラの場合であれば、顧客と店長、店長とマーケターやデザイナー、デザイナーと生産担当者、バイヤーと下請け会社、倉庫管理者と各店舗の間での情報交換。

つまり、顧客のニーズ・嗜好を敏感に汲み取り、それをデザイナーから、生産担当者などにつなぎ、店頭に並べ、顧客に購入してもらう。

一連のプロセスのスムーズさには、必然的に、それらをつなぐ緊密なコミュニケーションが必要となる。

もし、コミュニケーションが悪ければ、不良在庫になったり、ミスが起こったりする。

それは、ザラのような商品寿命の短いタイプのビジネスにかぎらない。
どのようなビジネスにおいても、ビジネス全体に関与している人同士の密なコミュニケーションはよりうまくビジネスをするうえでは重要なことだろう。

最後に。
創業者・アマンシオ・オルテガ・ガオナのメッセージ「片手は工場に、もう一方の手は顧客に触れていなければならない」は名言である。

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情報楽園会社 増田 宗昭 (著) #125

1月 26th, 2010 by blogown

「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役社長・最高経営責任者である、増田宗昭氏が自身の創業記や考えについて述べたのが本書。

本書で印象的だったのは、増田氏のリスク回避の性格(石橋を叩いて渡る性格)についてと、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)のコンセプト、企画会社としての思想である。

普通、人は事を起こすにあたって、月にどれだけの売上げがあがるかを前提にする。しかし、私は万一うまくいかなかったらどうするか、売上げゼロだったらどうするか。まず、そのことを考える。売上げゼロでも家賃や人件費は払わなければならない。借金があれば返済しなければならないし、何よりも自分や家族が食っていかなければならない。新規の事業が売上げゼロでも、それだけの手当てができるかどうか。その手当ての方法をまず先に考えるのである。

まず、増田氏の性格として、リスク回避の性格であることが印象的だった。

通常、ドーンと借金して、多店舗展開。
勢いのある性格のように感じられるが、売上げゼロの場合を想定して、手当てする方法を考えた上で行動しているという、かなりのリスク回避性格。

慎重派であり、リスクを減らして色々な行動をとっていく際には、参考になる思考法であるといえよう。

次に印象的だったのは、企業の思想として、CCCは企画会社であるというものだ。

企画会社とは、このような付加価値のあるものを創造していく集団である。誰もが欲しがる新規事業の企画(ソフト)を考え出し、時代が切り拓く新しい市場に対応して、それを事業化する頭脳である。

私は企画会社としての条件には、次の三つのことが必要だと考えている。
第一は、情報の共有化ということである。(中略)各人のところで情報の組み合わせが行なわれることで、何か新しい発見、新しい企画がアウトプットされるかもしれない。これが知的生産ということだ。(中略)第二の条件は、ノウハウの共有化を推進して、個人のプログラムを強化することである。(中略)さて三番目の条件は、インセンティブ(報奨金)システムの導入、すなわち個人をきちんと評価するということである。

TSUTAYAが前面に出ているために、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)は、どうしてもメディア流通企業のように感じる。

しかし、トップである増田氏の考え方は一貫していて、企画会社である、ということに尽きるという。
つまり、流通・小売のように一見すると見えるのであるが、実際には知識ビジネス、知識集約型のビジネスをしているというわけだ。

たしかに、TSUTAYAをフランチャイズビジネスとして、中央にデータベース+企画を据えた陣容となっている。

このビジネス思想は、一朝一夕ではないだろう。
つまり、創業期からずっと、一貫して、このようなハイレベルなビジネスモデル、ビジネス思想を持っており、そのビジョンを実現させていたということである。
驚嘆する話である。

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ピザーラ成功の方程式 浅野 秀則 (著) #124

1月 21st, 2010 by blogown

前回の読書感想文の投稿が12/23で、今回が2010.1.21なので、一ヶ月近く離れて、しかも、年をまたいでいるので、かなりサボった感がある、ひさびさの投稿です。

ブログは更新していませんが、今、流行のtwitterでは、かなりアクティブに動いています(笑)。

竹内正浩のついったーアカウント
http://twitter.com/mashiro777

長い文章を書かずにすむので、やりやすい感が強いですねー。

本書は、『ピザーラ』で有名な株式会社フォーシーズ社長・浅野秀則氏の書いた本。
もちろん、成功本である。

僕が本書で印象的だったのは、淺野秀則氏が600億円企業の株式会社フォーシーズを築き上げるにいたる基礎となる考え方、「目的」「目標」志向についてである。

目的が変われば計画も変わる

実際、その人その人の目的のとり方によって、行きつく先は大きく違ってきます。

同じ会社を経営するのでも、「会社をメチャクチャ大きくすることが、何よりも大切だ」と考える人もいれば、「年に二回、家族で海外旅行へ行き、楽しく過ごすために会社をやっている」という人もいます。「株式公開が命」と思って、頑張ってる社長さんもいるでしょう。

そうした目的のとり方、置き方によって、おのずと「やり方」も変わってくるし、そこへいたる「計画」も変わってきます。

となると、人間まず最初に「目的」を明確にする必要があります。ビジネスマンでも、基本は同じです。

自分はいったい、何を重視しながら働いているのか。あるいは、なんのために働いているのか。その会社で、何をやりたいのか。将来的にどうなりたいのか。

場合によっては、会社は単なる「勉強の場」ととらえ、ノウハウを身につけたらさっさと独立したい、という人だっているでしょう。

目的が明確になったら、その実現に向けて、計画を立てる。
後は実行に移せばよいだけです。

目的もなく、ただその日その日をしゃにむに頑張っている人がいますが、あまり得策とはいえません。この際もう一度、自分自身の「生きる目的」を確認すべきだと思います。

目的・目標志向のタイプであれば、そもそもの設定する目的・目標がすべてを決する傾向にある。

それは、浅野氏が述べているように、目的・目標が違うと、やり方や計画もそれに伴って違ってくるからだ。起点となる目的・目標をベースとして、一直線にその達成・実現に向かうこと、それが目的・目標志向のタイプにとっては重要となる。

次に「三十歳までにベンツに乗るぞ」の続きですが、明確な目標を持つとどうなるか、というと、まず考え方が変わります。

「この夢を実現させるためには、今のような考え方じゃダメだ。自分自身をもっとこう変えてかなきゃいけない・・・」

夢は、人の考え方を変えるわけです。
考え方が変わると、今度は行動が変わります。

前述の、妻が「家を建てましょう」と言った時、私たちは話し合いました。
「うーん、このやり方じゃマズいな。だったらこうしよう」

「それぞれが人の三倍働けば、二人合わせて六倍になる。そうすればきっと、普通の人の倍ぐらいの人生は歩めるかもしれない。それを信じ、とにかくやってみよう!!」

行動が変わると、今度は人生がかわります。
何かを信じ、その目標に向かっていくことによって、目の前に昨日とまったく違う、新しい道が開けてくるのです。

人生が変わると、最後には運命まで変わります。
よく人は、「自分は運が悪い」と言いますね。

それは決して、運が悪いのではない。
「自分次第で運は変わる」と思わない、その自分がいけないのです。

夢をみない。夢を持っていない。
そもそも運が悪くなってしまった出発点・原因はそこにあります。

しつこいようですが、人間、自分の運命は変えられます。
私が若い人に言いたいのは、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」ということです。

もうひとつ、本書で明らかになっているのは、目的・目標志向のタイプの「思考様式」とこのタイプの「キーファクター」である。

まず、「思考様式」としては、明確な目標を持つことで、状況が極めて明確に把握できる。
その後、状況と目標を参照しつつ、目標のブレイクダウン(落とし込み)を行う。
浅野氏の場合、「家を建てる」という目標であったが、そのブレイクダウンの結果、「人の三倍働く」という行動計画を立てるにいたったわけだ。

次に、このタイプの「キーファクター」。
それは、彼のアドバイス、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」ということだ。

目的・目標志向のタイプは、どのような目的・目標を持つかで、人生が大きく変化する。
だからこそ、浅野氏は、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」と言うことで、起こりがちなメンタルブロック・メンタルバリアを解き放つのだというメッセージを伝えているのである。

思いっきり、分析的な感想文となってしまいました。。。

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職業”振り込め詐欺” NHKスペシャル職業”詐欺”取材班 (著) #122

12月 18th, 2009 by blogown


本書はどのような本かというと、振り込め詐欺の実態に迫った本である。
犯行グループへの取材(大変だー)をしたり、聞き込みをしたりで、120日間かけて取材した結果だそうだ。
自分も同じようなことをしているから、その苦労がわかる。

なんといっても、振り込め詐欺について詳細を語ることができるのは、実行した人なのだから、つまりは、犯罪者なわけだ。
普通の取材とは違って、逮捕されていない犯罪者にインタビューとは、また困難なことだと思う。

そのような困難を通じて見えてくる、振り込め詐欺の舞台裏を垣間見ることができる。

本書を通して、振り込め詐欺を見たとき、感じたのは2点。

1.振り込め詐欺も、結局は、普通のビジネスとほとんど変わらない
2.優秀な人物は、たぶん、何をしても優秀なのだ

1.振り込め詐欺も、結局は、普通のビジネスとほとんど変わらない

”詐欺の男”タカハシは、振り込め詐欺の拠点のことを「店舗」と呼び、加えてこう語ったそうだ。

「だいたい1日にかけるのは、200件とか300件とか。もう普通のテレアポみたいな仕事ですよ。遅刻したら、その日の取り分はなしで。時間厳守で、普通の会社並みに、うるさくやってましたね」

さらに、タカハシは、手書きのA4の紙を取り出した。
それは、詐欺のマニュアルで、だましのテクニックを仲間内で共有していたという。

別のグループ、平成19年9月16日に逮捕された、仲間内から「キング」と呼ばれた戸田雅樹被告の話。

戸田被告の元には、それぞれ数人からなるグループが少なくとも6つあり、それぞれに現場責任者を置いて、まるで会社のような組織を作り上げていた。

構成図も本書には図表として挙げられているが、通称「キング」を中心に、それぞれの現場責任者がリーダーとなり、数名の部下(だまし役)を管理する組織になっている。まさに、企業の営業組織である。

2.優秀な人物は、たぶん、何をしても優秀なのだ

第7章に書かれた、十数の詐欺グループを統括しているという男”顧問”の話。
31歳で、もともと、東京の六大学を卒業し、数年前まで一部上場の一流企業に勤めていたという。

詳細は、長いので、書ききれないが、とにかく頭の切れる人物であることが、読み取れるのだ。
携帯電話やATMの仕組みを熟知した上で、警察の捜査の手の内まで読んで逮捕を免れようとする”顧問”。

完全に犯罪者なのだが、優秀な人物だと思う。

著者も同じように感じたようで、こう書いている。

それだけの頭脳や情熱を、社会の発展に振り向けられなかったのかと思わずにはいられなかった。

社会について、振り込め詐欺について、ビジネスについて、さまざまなことを考えさせられる一冊。

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福岡12月12日(土)30名まで・26歳で1000人から応援される秘訣セミナー

12月 3rd, 2009 by blogown

26歳で1000人から応援される秘訣セミナー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月12日(土)19時から 福岡(30名まで)
会・集まりを主催している人/これから主催しようと思う人・必見!!

鹿田尚樹(著)「大事なことはすべて記録しなさい」出版記念
『26歳で1,000人から応援される秘訣セミナー』

有名書評ブロガー・鹿田尚樹氏×
  伝説の読書朝食会(リーラボ)主宰・加藤たけし氏×
 マンガ「エンゼルバンク」登場人物のモチーフの一人で
   元リクルートエージェント伝説の社員・長井亮氏

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
“26歳で1000人から応援される秘訣とは?”

誰も一人ではゴールにたどり着けません。

たとえば、もし、あなたが仕事で成功させていきたいと思ったとき、
あなたたった一人では、できることに限界があります。

また、もし、あなたが独立して起業することになったとき、
もし、誰かの助けが必要になったとき、
一人では、できることに限りがあるのです。

つまり、どんなことでも、成功するためには、
人と対抗するのではなく、人と協力し応援される必要があるのです。

それは、人は自分が知っている相手だったり、
自分が好きな相手と仕事をしたいと思うからです。

そして、実際に、大きな成功をおさめている人は
必ず、本能的に強力な人脈を築いています。

たしかに、以上のことからも、人から応援されること、
人間関係、つながり、人脈といったものは、重要なことだとわかります。

それでは、どのようにすれば、
人から応援されるようになれるのでしょうか?

その秘訣を知りたいと思ったとき、ベストなのは、
実際にたくさんの人から応援される人から話を聞くことでしょう。

そこで、今回、東京より、鹿田尚樹氏と加藤たけし氏に
お越しいただき、お話いただくことになっています。

お二人の共通点は、

『弱冠26歳で、1,000人以上から応援されている』

という点です。

お二人のことについて、少しお伝えさせていただくと、、、

【講師の鹿田尚樹氏とは?】

2005年、法政大学経済学部卒業後、国会議員公設秘書として勤務。
小泉純一郎内閣最盛期に、600名を超える参議院議員公設秘書の中、
「日本最年少公設秘書」として勤務

現在は、ビジネス書全般に関する書評執筆を中心としたブログ「読むが価値」を主宰。
月間10万PV、累計で150万PVを超える人気ブログとして雑誌、書籍などで多数紹介され、有名書評ブロガーとして多方面で活躍。

かたわらで社会人向けの勉強会や交流会を多数主催。
アメリカの大富豪から、有名経営者、カリスマ著者を招いた
勉強会「聞くが価値」など主催する勉強会は 開催1年間で参加者は1000名以上になる。

著書に『大事なことはすべて記録しなさい』(ダイヤモンド社刊)

【講師の加藤たけし氏とは?】

慶應義塾大学環境情報学部を2006年に卒業後、
人材業界のベンチャー企業クイックに入社。

マーケティングや営業、採用のプロジェクトリーダーを担当しながら
業務にまい進する一方、 プライベートでも約2年前に
読書朝食会”Reading-Lab(通称・リーラボ)”を東京で設立。

全国で1,300名以上が参加し、
毎月多数のメディアに取り上げられる日本最大規模の読書コミュニティへと成長させる

【メディア掲載実績】
NHK「めざせ!会社の星」に出演@9/26(土)
◇日経WOMAN9月号に「朝活」として特集
◇NHK「おはよう日本」にて放送
日経ビジネスアソシエで紹介

仕事において、人生において、
人間関係ははかりしれない力を持っています。

弱冠26歳で、1,000人以上から応援されている
鹿田尚樹氏と加藤たけし氏の二人からお話をお聞きすることで、
たくさんの人から応援されるようになると、

生涯あなたを支えてくれる友人の輪ができたり、
仕事での成功が得られたりするようになるでしょう。

さらに、基調講演として、長井亮氏に
講演していただくことになっています。

【基調講演をしていただく長井亮氏とは?】

■長井亮・株式会社R09(アールナイン)代表取締役社長
ドリームゲートアドバイザー・株式会社NOTCH(ノッチ)就・転職ディレクター。

富山県生まれ。1999年青山学院大学経済学部卒業。
株式会社リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)に入社。

連続ギネス記録更新、MVP連続受賞と、新しい営業手法などを生み出しトップセールスに輝く。同社史上最年少で支社長となり、支社の立ち上げや支社の立て直しを行う。

2006年より親会社株式会社リクルートに出向し、新サイトの立ち上げに携わった後、
リクルートエージェントに戻り、新規事業の立ち上げを行う。

これまで5,000人を越える就職・転職の相談や、
1,200社を超える経営者や採用担当者の相談実績を持つ。

その傍ら、全国で学生・ビジネスパーソン、また経営者や採用担当者を対象に、
年間約100回のキャリア・採用に関する講演活動を行うと同時に
キャリアカウンセラーの育成、執筆活動を行う。

マンガ「エンゼルバンク」登場人物のモチーフの一人でもある。

長井亮氏は、リクルートエージェント社の会社員時代から、

1,000人を超える人たちに応援され、独立して起業されてからも
そのときに培った人間関係によって、大変多忙な毎日を送られていらっしゃいます。

マンガの登場人物となるほどまでの影響力を持つこととなった方です。

「応援される人となる秘訣」を学ぶには、うってつけの方でしょう。

【セミナーの詳細】
■講師:鹿田尚樹氏+加藤たけし氏+長井亮氏(基調講演)
■日時:12月12日(土)18:40(受付開始)19:00-21:15(予定) ※終了後に有志で懇親会。
■事前懇親会:12月12日(土)17:00前後より
■参加費:3,000円(事前懇親会込み/セミナー後の懇親会参加の場合は+5,000円程度)
■会場:「アクロス福岡・601号」福岡市中央区天神1-1
■定員:30名まで
■主催:竹内正浩

★このセミナーへのお申し込みはこちらから!↓↓↓
http://www.takeuchimasahiro.com/ottorikei/seminar-200912_shikada-takeshi.html

それでは、当日、お会いできることを楽しみにしております!
ありがとうございました!

竹内

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転職―ネットワークとキャリアの研究 M グラノヴェター(著), Mark Granovetter (原著)#120

11月 28th, 2009 by blogown

有名な社会学者マーク・S・グラノヴェターの著書。
専門職、技術職、管理職といったホワイトカラーを対象に、転職情報の伝達経路について研究したもの。

結果としては、56%が人的ネットワーク(人的つながり)を用いて職を見つけ、18.8%がフォーマルな方法(9.9%が広告、8.9%がほかのフォーマルな方法・たとえば、エグゼクティブ・サーチ・サービスや公私の職業紹介所など)、そして、18.8%が直接応募を使用。6.7%がそのほかのカテゴリーに属しているというものだ。

本書でグラノヴェターが研究・主張しているのは、56%という大きな割合を占めている転職情報の伝達経路、人的ネットワークの内容についての点である。

端的に言えば、よく、頻繁に顔を合わせる、コンタクトを取るような、強いネットワークによって転職情報がもたらされるのではなく、あまり接点のない弱いネットワークからもたらされる傾向にあるということだ。

これは、強いネットワーク内であれば、相互に既知のものであることが多いからだ。
つまり、親しい、頻繁に顔をあわせる者同士は、それぞれのネットワークが相互に重複している傾向にあるからだ。

反して、弱いネットワークからの情報であれば、未知の情報である可能性が高い。
そのため、貴重で重要な転職情報を入手しやすいのである。

これは、つまり、情報の広い伝播においては、弱いネットワーク(弱い紐帯・weak ties)が重要な役割を持っていることを示している。

弱いネットワークを重要視し、大切に扱うこと。
そう学んだ一冊。

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プロジェクトファシリテーション 白川 克 (著), 関 尚弘 (著) #119

11月 25th, 2009 by blogown

本書で、とりわけ印象的だったのは2点。
なぜなぜ分析で真の原因を「見える化」する

ある問題を解決したいとき、「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」とその因果関係を辿っていく。すると五回くらいで問題の本質に行き当たる、という思考方法のことだ。

中期計画からの課題「人事総務部門の体制強化、効率化」
現状の問題点「非効率」
なぜ1「各工場に業務の担当者がたくさんいるから」
なぜ2「同じような業務を、各工場でバラバラにやっているから」
なぜ3「各工場で異なるシステムを使っているから」
なぜ4「ローカルルールをに応じてシステムを作っているから」
なぜ5「「工場主義」により工場ごとにルールが決められているから」

昔、アニメの「一休さん」で、「どちて坊や」という子がいたのを思い出した。
「どちて坊や」は、なにかにつけて「どちて?」と聞く子で、多くの人が答えられなかったり、いらだったりするキャラクターなのだが、物事の追求に関しては、大変優れた子供だと思う。

なぜなら、一般的な先入観なしで、物事に対して、「どうして?」と問いかけ、本質を追求しようという姿勢を持っているからだ。

上記の「なぜなぜ分析」も、「どちて坊や」も同じこと。
一休さんにおける「どちて坊や」は、作者による何らかのメタファーなのでは、と思ったりした。

他には、感覚の曖昧さについて。

ヒアリングしながら気をつけたのは、質問に数字で答えてもらうことだ。
「すごく大変って、具体的には一ヵ月当たり何時間のことですか?」と聞いていく。

「ざっとでいいんですよ、三〇分か、三時間か、三〇時間か、というレベルでまずは把握したいので」
なんとか聞き出すと、同じ「すごく大変なんですよ」でも一〇分の場合もあれば、一〇〇時間の時もあった。

人の感覚は、曖昧なものだ。
ある人にとっての「簡単なこと」は、ある人にとっては「大変なこと」。
ある人にとっての「超えられない壁」は、ある人にとっては「ワクワクするハードル」。
明確に、その状況を把握するためには、補完的な部分ででも、きちんと数値で示さなければならないのだと感じた。

本書のメインの議論からは外れているかもしれないが、ふと強く感じたことがあった一冊。

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顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング 山岡 隆志 (著)#118

11月 24th, 2009 by blogown


帯にあったフレーズと同じところが印象的で、考えさせられた。
『欠点もさらけ出せ!正直な会社に人は集まる』

世の中にさまざまな商品・サービスはあれど、本当に完璧なものは、なかなかなくて、欠点が必ずといっていいほどあるわけだ。

もちろん、ある人にとっての欠点は、ある人にとっての魅力であったりするのだが。。。

ここのところについて詳しく述べられているのが、「5 欠点も含め、ありのままを伝える・透明性の法則」の部分。

正直さや誠実さといった信頼のベースに深く関わるのが「透明性」。
透明性のない会社は、たとえば、重大なクレームを隠したり、重大な欠陥を隠したり、デメリットを隠したりするわけだ。
無論、会社としては、良いところだけを見せて、最高の商品であることを示して、大きな売上を上げたいわけだから、比較的、不利益な情報は隠蔽したくなる。

しかし、顧客との関係を考えた場合、信頼という観点から見ると、公開したほうがいい、というのが本論。

たとえば、モスバーガーがその月に使用している「モスの野菜」の産地・生産者情報を店舗の地域ごとに表示しているなどの試みを紹介。
http://www.mos.co.jp/quality/vegetables/farm_info/

また、「EDLP(EveryDay Low Price)」をスローガンにしている「オーケーストア」は、店舗にて「貯蔵リンゴのため、最盛期に比べて、果肉のシャキシャキした食感が少なくなっています」といったカードを棚で表示している。

その「オーケーストア」飯田社長の言葉がまた印象的だ。
例えば昨日買った商品が、今日、特売されていたらどう思いますか。がっかりするでしょう。だから特売もやめました。特売がなくなれば、売り上げの波が少なくなり、予測がしやすくなります。その結果、在庫ロスも減ります

たしかに、デメリット・ネガティブな情報を公開するのには躊躇してしまう。
それは、人によく思われたいから。
しかし、正直に、はっきりとできるかぎりの情報を公開するということが、信頼につながり、最終的には収益につながってくるのだろう。

欠点やデメリットでも、相手(顧客)のことを本当に思うのであれば、判断材料として提供すべきだと思った一冊。

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脳が冴える!朝1分勉強法 宮川明 (著) #116

11月 8th, 2009 by blogown

脳が冴え、学習効果が高まり、目標達成にも役立つ「朝1分勉強法」について書かれたのが本書。

本書のメインテーマ、「朝1分勉強法」である、「制限となるビリーフをはずす」ための方法については、本書を読んでいただくとして、個人的に参考になったのは「寝る前のメンタルリハーサルのすすめ」の部分。

時間のやりくりがうまくいかないケース、勉強時間が作り出せないというケース、つまり、時間管理において重要な価値をもつ方法がこの「メンタルリハーサル」だ。

簡単に言うと、翌日の仕事や作業を頭の中で事前にリハーサルするものです。私が実践している方法は、前の晩に1分間だけ、次の日にやることを順に思い浮かべます』

『やることを箇条書きの状態で思い出すだけで十分』

このメンタルリハーサルをすることで、仕事や作業が効率的に進み、時間もうまくつかえるという。

どうして、このメンタルリハーサルが印象的だったのかというと、ちょうど少し前に話をした、大きく成功した経営者の方が話していた習慣が、まさにこのメンタルリハーサルだったからだ。

本人は、この習慣がメンタルリハーサルという名前であるとは知らなかっただろうが、彼のやっていたことはまさにメンタルリハーサルだった。

そういうこともあって、本書を読む前から、自分自身でも、この習慣を実践していた。
その結果から言うと、やはり、時間効率が高まり、色々とスムーズに進むようになった気がする。

そういう背景があって、本書を読んだとき、この習慣には名前があって「メンタルリハーサル」というのだと気付いた。

価値ある習慣、「メンタルリハーサル」。
身につけたい習慣のひとつである。

ところで、著者の宮川明さんが2009.11.10まで出版キャンペーンをされているそう。
ご興味があれば。
>> http://www.miyabook.com/asa1/

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