小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略 竹田 陽一 (著), 栢野 克己 (著) #145

7月 10th, 2010 by blogown

本書は、中小企業コンサルタントの竹田陽一氏と零細企業コンサルタントの栢野克己氏が、
豊富な経験をもとに、実戦に即したかたちで、
中小企業が成功するための戦略とマーケティング、営業のノウハウを披露したもの。

10万部を超えるベストセラーの一冊。

あまりに良書なので、この読書感想文に書いた気になってましたが、
意外なことにまだ書いてなかったことに気づき、書きました。

僕自身は、著者のお二人、
竹田陽一氏と栢野克己氏は知り合いです。

そのため、どうしても公平な判断がしづらいとは思いますが、
そういう偏見、バイアス込みで、本書は本当に素晴らしい。

だからこそ、ビジネス書で、経営系の書籍で
10万部という常識外れの大ベストセラーなのだと思う。

本書を端的に述べると、
「深い」、そして、「わかりやすい」。

まず、ランチェスター戦略というかたちで、
経営において重要な部分をそれぞれ解説。

・商品戦略
・エリア戦略
・客層戦略
・営業戦略
・顧客戦略
・時間戦略

これらのフレームワークは、
大枠として、経営をどのようにしていけばいいのかを理論面で解説。

どのように行動すべきか、
深い洞察が得られる内容だと感じる。

加えて、本書が「わかりやすい」ものになり、
非常に読みやすく、気づきが得られるものとなっている要因が本書を甘く包み込む。

それが豊富な事例である。

たとえば、「エリア戦略成功例1 保険営業の場合」

小さな島でもコツコツ回ればエリアナンバーワンに

九州一のセールスレディは長崎の島、平戸というところの森聖美子さん。

20年連続!で九州でほぼ一位とのこと。

平戸は人口が2万人くらいしかない島にもかかわらず。

最初は泣かず飛ばずだったそうですが、
左遷された上司が戦略のある人で、
「あなたはこの島を一軒ずつ回りなさい」と指導。

その結果、森さんの独り占めで、
ナンバーワンになったとのこと。

このようなかたちで、示唆に富む事例が
各章にいくつも挟み込まれ、アイデアが刺激されます。

自分のビジネスでは、
どのように応用できるのか。

そう考えながら読むだけで、
色々なアイデアがうまれてくること請け合い。

個人的に、そう何度も読み返す本は、
想像以上に少ないのですが、
そのなかでも、本書は、何度も読み返す、数少ない本の一冊。

名著。

ただ、一点。

著者の栢野克己氏も話していたことではあるのですが、
本書の事例のなかで紹介された会社のなかには、
民事再生法が適用されたり、倒産したりという会社もあることも事実。

しかし、どんなに戦略に沿った経営をしている会社でも、
時代の流れで商品が売れなくなったり、
新規事業で大コケしたりもするので、
どうしてもうまくいかなくなる会社も出てくるだろうと思います。

そういう点も加味しつつ、
総じて名著だと感じます。

何度も読み返すことになる一冊。

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略 竹田 陽一 (著), 栢野 克己 (著) #145

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顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング 山岡 隆志 (著)#118

11月 24th, 2009 by blogown


帯にあったフレーズと同じところが印象的で、考えさせられた。
『欠点もさらけ出せ!正直な会社に人は集まる』

世の中にさまざまな商品・サービスはあれど、本当に完璧なものは、なかなかなくて、欠点が必ずといっていいほどあるわけだ。

もちろん、ある人にとっての欠点は、ある人にとっての魅力であったりするのだが。。。

ここのところについて詳しく述べられているのが、「5 欠点も含め、ありのままを伝える・透明性の法則」の部分。

正直さや誠実さといった信頼のベースに深く関わるのが「透明性」。
透明性のない会社は、たとえば、重大なクレームを隠したり、重大な欠陥を隠したり、デメリットを隠したりするわけだ。
無論、会社としては、良いところだけを見せて、最高の商品であることを示して、大きな売上を上げたいわけだから、比較的、不利益な情報は隠蔽したくなる。

しかし、顧客との関係を考えた場合、信頼という観点から見ると、公開したほうがいい、というのが本論。

たとえば、モスバーガーがその月に使用している「モスの野菜」の産地・生産者情報を店舗の地域ごとに表示しているなどの試みを紹介。
http://www.mos.co.jp/quality/vegetables/farm_info/

また、「EDLP(EveryDay Low Price)」をスローガンにしている「オーケーストア」は、店舗にて「貯蔵リンゴのため、最盛期に比べて、果肉のシャキシャキした食感が少なくなっています」といったカードを棚で表示している。

その「オーケーストア」飯田社長の言葉がまた印象的だ。
例えば昨日買った商品が、今日、特売されていたらどう思いますか。がっかりするでしょう。だから特売もやめました。特売がなくなれば、売り上げの波が少なくなり、予測がしやすくなります。その結果、在庫ロスも減ります

たしかに、デメリット・ネガティブな情報を公開するのには躊躇してしまう。
それは、人によく思われたいから。
しかし、正直に、はっきりとできるかぎりの情報を公開するということが、信頼につながり、最終的には収益につながってくるのだろう。

欠点やデメリットでも、相手(顧客)のことを本当に思うのであれば、判断材料として提供すべきだと思った一冊。

顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング 山岡 隆志 (著)#118 You can buy this book on amazon.

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お客の心をぎゅっとつかむ! 小冊子作成講座 あらがみ かずこ (著) #74

2月 21st, 2009 by admin


小冊子作成の第一人者として、過去3年間でのべ100社近くの中小企業の小冊子を作成代行を行った、日本唯一の小冊子の総合サポートカンパニー「はなまる企画」代表の著者、あらがみ かずこ氏が、小冊子の効果から、作成・活用方法、活用事例を紹介した「世界初の小冊子作成本」が本書。

感覚的には、売上を上げる小冊子作成マニュアルというような内容。

ビジネスのマーケティングにおける小冊子の位置づけは、マーケティング・ツールである。

最初のステップとして、小冊子を配布・提供することで、好意や興味・関心を持ってもらったり、商品・サービスの詳細について知ってもらうという効果を得る。その後のステップで、自社の売りたい商品・サービスを販売するというやり方だ。

個人的に、セールスプロセスにいくらかの時間を費やす価値のある高額商品を手掛ける場合は、小冊子を使っていきたいと感じる自分にとっては、マニュアルのように手取り足取り教えてもらえるのはありがたい。

個人的に、参考になったのは、以下の小冊子が特に効果的な場合についての記述。

Q.2 小冊子が特に効果的なのはどんな業種?
一般に高額商品や、購入すると決めるまでにたくさん悩まなければ決断できない商品・サービスのほうが、その効果は高いと思われます。

たとえば、一生のうちに数度しか購入しないようなもの、買い慣れていないため商品やサービスの判断基準がよくわからないもの、いろいろな会社があってどこの会社から買えばいいか迷ってしまうもの、ローンを組んで買うのでいつも以上に慎重に決めたいと思うもの・・・。私は、これらの商品・サービスをお客様に購入していただくために、小冊子は必需品であると考えます。

●特に効果が出やすいと思われる業種の例:住宅関連業(新築・リフォーム・不動産売買)・各種コンサルティング業、士業、開業医、冠婚葬祭業、健康関連業、教育業など

これらの記述は、マーケティング・ツールとしての小冊子を活用する際の判断材料になる。
つまりは、これらの基準に該当する商材を扱っているのであれば、小冊子は効果的な可能性が高いという意味でもあるからだ。

高額商品、あまり購入しないような商品、慎重に検討する必要のある商品など、色々なケースがある。
これらのビジネスに関わる場合は、小冊子の活用を検討してみたい。

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本日、ブログを開設。今後入れるプラグイン

4月 13th, 2008 by admin

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