昼メシは座って食べるな! 市村洋文 (著) #164
blogown 土井英司氏の発行するメールマガジン『ビジネスブックマラソン』に掲載されているのを見て買ったのが本書『昼メシは座って食べるな!』だ。
著者の市村洋文氏は、学生時代に1億円ものお金を稼ぎ出し、野村證券で前人未到の営業成績を残した“伝説の人たらし社長”。
実は、以前より、著者の関係する本を読んでいたことがある。
それが『THE営業道』という本だ。
正直、本書『昼メシは座って食べるな!』の内容は、『THE営業道』の内容と重複する部分が多々ある。
しかし、だからといって学ぶところがないということではない。
改めて、営業において、そして、人付き合いにおいて大事なことを再認識させられた次第である。
よかった部分をお話していきたい。
時間管理について、改めて考えた
「試合中」に準備運動をする選手などいない
九時から五時までは試合中なんだぞ。俺らはピッチの上に立っているんだ。昼メシなんか食ってる暇はないだろう
結局は、時間の使い方の問題。
きちんと仕事に時間を使っているのか、それとも、ダラダラと仕事以外に時間を使っているのか。
それによって、大きく成果は変わる。
同じように、時間管理に関する部分がよかった。
私は毎朝六時すぎに出社しています。
朝六時に来て、一日を「三回転」させています。
六時に出社すれば、お昼まで六時間ありますから、午前中に一日分の仕事があらかたできてしまいます。
それが一回転目。
そして午後から夕方までの時間で、もう一仕事できます。
次の手を打ったり、新規のお客さんを開拓したりといったことは、この時間にやります。それが二回転目。
午後六時からは会食や接待の時間に使う。
これで、三回転目です。
この時間管理の方法は、非常に参考になる。
つまり、
・6ー12時まで、仕事。
・12ー18時まで、次の手、新規開拓などの仕事
・18時以降は、会食や接待といった人脈の仕事
このような区分と時間の使い方は、自分の時間管理、スケジュール管理をしていく上で、大きなヒントになりうる。
お礼状を出しているか?一緒に食事をしているか?
加えて、がむしゃらで攻撃的な営業スタイルを持っている著者なのだが、きちんとした繊細なフォローもされるところが、またすごい。
年賀状くらい出せ。それくらいの手間は惜しむな、ということです。
野村證券では、新入社員は全員お礼状を書くことが義務づけられていました。
会食の席においでいただいたら、そのお礼。
接待にご招待いただいたら、そのお礼。偉くなるにしたがって、礼状を書かなくなる人も多いのですが、私は五二歳になる今もそれを継続しています。
年賀状、お礼状。
きちんとお礼を言うべきときには、お礼を言う。
そういうキチッキチッとした行動が信頼につながるのだ。
また、人間関係を構築する上での著者の習慣。
平日の夜はほぼ毎日、お客さんとの会食や宴席、パーティの予定が入っています。
私は、仲よくなりたいなと思う方には、「ぜひ今度、夕食でもご一緒しませんか」とお誘いします。
食事を一緒にとると、仲良くなりやすいそうだ。
人と会って、一緒に食事をする。
そういう習慣は、人間関係を構築していく上で大事なことだ。
本書の著者は、証券会社での営業がほとんどなので、法人営業の話になっている。
そのため、たしかに消費者向けの営業などでは、そのまま使えるという部分がすべてではないかもしれない。
けれども、営業は営業。
基本は同じ。
学ぶべきところは、多い。
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