
2月 22nd, 2011 by

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会社経営をする上で欠かせない知識のひとつが、財務諸表を読む力です。
財務諸表とは、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書などのことですが、決算書とも同じような意味です。
これらを読む力を身につけるには、その道の達人に学ぶのが最短でしょう。
ですから、ここでは、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの読み方から学ぼうと思います。
永続的競争優位性を持つ企業は、高い粗利益率を示す傾向がある
損益計算書の売上高から売上原価を引くと、その企業の粗利益がでます。
たとえば、売上100円で原価が50円なら、粗利益は50円となります。
ウォーレン・バフェットが発見したのは、秀でた長期的経済性から好業績を引き出している企業は、そうでない企業と比べ、”一貫して”高い粗利益率を保っているという点だ。
企業が高い粗利益率を稼ぎ出せるのは、永続的競争優位性の存在によって、売上原価をはるかに上回る価格設定の自由が与えられるからだ。対照的に、永続的競争優位性を持たない企業は、自社の製品もしくはサービスを値下げすることで競争するしかない。
粗利益率の高さ。
つまりは、売上原価に対する売上、ひいては、販売価格の差がもたらす違いです。
これは、価格決定権が、顧客側にあるのか、企業側にあるのかの違いでもあります。
競合他社よりも、高い価格で商品を販売できるように努力しなければなりませんね。
営業利益に占める支払利息の比率は、企業の危機レベルを表わす
支払利息は、負債に対して支払う金利で、会社の負債が大きければ大きいほど、支払う利息も大きくなる。
ウォーレンのお気に入りとなっている企業は、営業利益に占める支払利息の比率が15パーセント以下である。
どの業界においても、営業利益に占める支払利息の比率が最も低い企業は、競争優位性を持っている可能性がいちばん高い。
企業経営において、倒産は避けるべき事柄です。
倒産は、手形や過大な債務によって引き起こされます。
その過大な債務の警告は、営業利益に占める支払利息の比率で把握することができます。
単純に考えて、たとえば、営業利益が100円で、支払利息が100円だとすると、元本は返済できてないのですから、倒産間近といえるでしょう。
また、赤字だとなおさら。
営業利益50円で、支払利息100円ならば、なんとかして資金繰りをつけないとというレベル。
元本の返済は、利益からしか捻出できませんから、きちんと把握しておきたいものです。
企業経営での要諦を学ぶことができる一冊です。
史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 メアリー・バフェット (著), デビッド・クラーク (著) #161
Posted in 投資関連, 経営戦略, 財務戦略 |
1 Comment »| タグ: ウォーレン・バフェット, 金融関連

12月 30th, 2010 by

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10代は受験失敗、短大⇒夜間大学卒
20代は就職・転職に失敗
30代の起業は1年で4回廃業
40代前半は<倒産>借金失意の日々
そんな<脱落者>が44歳で目覚め、
年商6千万円が、今や400億円!!
というような、福岡にある年商400億円企業の「やずや」がどのようにしてできたのか、どういう経緯でこれまでに至るのかについて書かれた書籍が本書。
僕は本書に成功する人の共通点を見ました。
成功する人はマネをする
拙著『30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人、稼げない人』を書く上で、僕は30代で年収3000万円を実現した人を110人、直接会って、色々な話を聞いてきました。
そこから得られた共通点と、本書で文章化された「やずや」創業者、矢頭宣男氏の講演での話がまさに一致していました。
率直で、シンプルな語り口でありながら、本質的な部分だと感じました。
その箇所を下記に引用します。
例えば花屋やってるとするでしょう。
絶対、花屋で成功する方法は簡単なんです。
同じ福岡地区の花屋は教えてくれない。
競合するから。
ところが、大阪に繁盛している花屋があったら手紙を書く。
これこれこういうことで「花屋をやっているが儲からない。元気な花屋と聞きました。
そして、またたくまにこの五年で成功して羨ましい。
ぜひ私に商売の花屋の道を教えて欲しい」。
そういうことを手紙に書いて電話かける。
したらね。「遊びに来んですか」って言ってくれる。
行ったらね。同業ですから、もう、どんどん響いてくる。
業種が違う場合はヒラメキが少ないですけれども、同業の場合はドンドンヒラメキがある。それを真似ればいいんです。
でもほとんどしませんね、これ。
私は常に、肝に銘じてやっている。
同業でも行って、頭を下げて、裸になって、「これで苦労してる、困っている」とかいえば、競合してない部分は教えてくれますね。
成功する人はマネをする。
僕は全員とは言わないまでも、かなりの数の成功者は徹底的にマネをした経験があります。
僕は拙著では「弟子入り」と呼び、師匠・メンターのような存在に学ぶことだと述べました。
その一形態が、この「うまくいっている同業者のマネをする」ということなのです。
取材調査でも同じようなエピソードを何度も聞きました。
さすがに400億円企業の礎を築いた創業者、矢頭宣男氏。
その講演、言葉にはその重みが感じられますね。
「やずや」の秘密 栢野克己(著) #160
Posted in 自伝系, 起業 |
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12月 17th, 2010 by

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知人の南壮一郎さんの処女作『絶対ブレない「軸」のつくり方』。
早速、重版がかかり、12,000部となっているそうです。
本書では、「楽天イーグルス創業メンバー」をつかみとるストーリーについて描かれています。
この本から感じ取った強いメッセージ
本書から私が感じ取ったこと、それは『何でもやってみればいいんだ』ということ。
著者の南さんは、大学卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社。
しかし、幼少期よりの夢であるスポーツビジネスへの憧れを抑えきれず、2003年に独立、ツテもコネも何もない、ゼロからの挑戦を始めます。
そこで彼がしたのは、世界最大のスポーツマネジメント会社IMGの会長、役員全員への手紙攻撃。
アタックあるのみ。
そこから、メジャーリーグ30球団すべてに手紙を送り、スポーツ・エージェントにもアタック。猛烈にアピール。
そして、新球団設立というニュースを見て一念発起して、楽天の三木谷浩史氏に直談判。
「楽天イーグルスの創業メンバー」の座を獲得することになるのです。
本書からは、『主体性の大切さ』『行動の大切さ』がビシバシ伝わってきました。
「やりたいなら自分でドアをこじ開けろ!」
トライすること。
何かやってみること。
何でもやってみること。
そういう行動の大切さを再認識した一冊。
絶対ブレない「軸」のつくり方 南 壮一郎 (著) #158
Posted in 仕事術, 自己啓発 |
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12月 13th, 2010 by

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先日、重版が決定しました拙著『30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人、稼げない人』を書く上での調査もあり、成功者と呼ばれるような人には、人一倍会ってきたと思います。
そうしたなかで気づかされるのは、今ある、その成功が一朝一夕に、ある日突然手に入ったものではないということです。
つまり、彼らのほとんどは(もちろん、全員ではないですが)、コツコツと努力や経験、ノウハウ、信頼を積み重ねていった結果、現在に至っているというわけなのです。
「そうじ」と経済的成功の関連性・・・
本書のテーマは「そうじ」であって、経済的成功とは縁遠いような気もします。
しかし、実際にはとても関連性の強いことだといえます。
たとえば、次のような文章・・・
気の遠くなるほどの量があっても、一億から1を引けば、残りは間違いなく9999万9999になる。
そう信じてやるだけだ
コツコツコツコツ・・・
一歩一歩着実に積み上げていくという姿勢。
とても素晴らしい価値のあることだと思います。
人の目の前でポイッとゴミを捨てる人を、あなたは「信用」できるでしょうか。
空缶を車の窓から中央分離帯へ投げ捨てる人。
タバコの吸殻を、舗道に捨てる人。
その人たちは、実は、自分の一番大切な「信用」を捨てているのです。
信頼の積み重ね。
ゴミをポイ捨てする人は信用を捨てている。
反対にゴミを拾う人は信用される価値があります。
日頃の行い、態度ひとつをきちん、きちんとしていると、それを見ている人は評価してくれます。
しかし、そういうところがきちんとできていないと、信用されなくなってしまいます。
全員ではないですが。
そうじて、ひとつひとつの細かいところも、きちんきちんとしていること。
その積み重ねが大きな差を生み出すのです。
そういうことを感じ、回想した本でした。
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