となりの億万長者―成功を生む7つの法則 トマス・J. スタンリー (著), ウィリアム・D. ダンコ (著) #80

3月 7th, 2009 by blogown

アメリカにおける富裕層マーケティングの第一人者であるトマス・J. スタンリー氏とニューヨーク州立大学オルバニー校のマーケティング学部准教授であるウィリアム・D. ダンコ氏が、アメリカの億万長者の驚くべき暮らしぶりを徹底的に取材・調査し、その分析結果から発見された、人生に成功をもたらす「ミリオネアの知恵」について語ったのが本書。

本書で、特に印象的だったのは、億万長者のライフスタイルについてだ。

人は、食べ物や飲み物の嗜好、スーツや時計など身につけるもの、車などで相手を判断するきらいがある。優秀な人は洗練された好みを身につけていると決めてかかっている。しかし、金を貯めて金持ちになるよりも、ものを買うほうがずっと簡単だ。考えて見れば、時間と金をかけて趣味のよいものを身につければ、その分、金が貯まらないのは理の当然というものだ。

金持ちの特徴を三つの言葉で言い表せば

倹約、倹約、倹約

である。
ウェブスターの辞書で「倹約」をひくと「無駄を省く行動」とある。倹約の反対語は浪費である。私たちは、惜しげもなく、どんどんものを買うライフスタイルを浪費と定義する。倹約は資産形成の第一歩だ。

本書では、倹約というテーマについて、重点的に語られているが、それは資産形成における倹約のポジションが非常に大きなことを意味している。

倹約というと、生活を切り詰める、我慢する、というイメージがあるが、辞書の定義によると、「無駄を省く行動」だそうだ。そう考えると、非常に合理的な行動だとわかる。

不必要なものを買わない、本当にほしいというわけではないものは買わない。
そういう行動が倹約であるというわけだ。
非常に合理的。

金持ちの数が少ない理由
なぜ、アメリカにはこんなに金持ちが少ないのか。年収10万ドル以上稼いでいても、金持ちといえる世帯は少ない。

アメリカ人の大半は、明日の金を今日使う。ローンに追われ、稼いでは使う、使っては稼ぐというように、コマネズミのように同じ輪の中をクルクルと走り回っている。ものをふんだんに持っていないと裕福ではないと思い込んでいる。

◆競売人は倒産に詳しい。
彼らは、消費財は買った値段の数%でしか売れないことを知っている。だから彼らは無駄遣いをしない。ある競売人はなぜ、倹約家になったか話してくれた。

小さい頃、女の人が泣いているのを目撃したんです。庭の椅子に座ってね。泣いている間にその女の人が持っていたものは全部競売で持っていかれてしまった。あの女の人のことは脳裏に焼きついています。一生忘れることはないでしょう。

人は、単純に、その人の持ち物で相手を判断しがちである。
よく言われるように、セールスマンは身なりがいいほうが、売上も上がる、というわけだ。

しかし、いい持ち物を持つと、反対に、お金を失っている、とも言える。

この問題は、実際には蓄財、というよりも、「何にお金を分配するのか?」というテーマに集約される。

持ち物、たとえば、スーツや時計、車などに、お金を分配するということは、上記のように消費財は買った価格の数%でしか売れないということから見ても(たとえば、スーツはまず転売できないだろうし、車でさえ、毎年、かなりの金額が目減りすることになる)、価値が時とともに減少していく資産への分配と見ることができる。

要するに、お金を失っているというわけだ。

資産形成のためには、倹約が重要。
無駄を省く行動(倹約)をしながら、これからのために行動していきたい。

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「九州ベンチャー大学」第172回(1/24(土)福岡)で講演しました

1月 26th, 2009 by admin

本日1/24【ベンチャー大学】セミナー交流会 ということで、九州ベンチャー大学172回の講師として、講演をしてきました。

参加者としても、結構出没しているこの九州ベンチャー大学に講師として呼ばれるとは、光栄ですね。

主催者の栢野さんと。
15万部ベストセラー作家とは思えない気さくさ(笑)。

しかも、セミナー終了予定が21時にもかかわらず、22時まで続けるというハードなセミナー(笑)。
僕は、淡白なタイプなので、正味1時間+質疑応答30分といったところです。
「おっとりした人が成功する方法」をテーマに講演しました。

一方、栢野さんのブログを見ると・・・

◆お陰様で第172回ベン大も大成功!が、正直言って竹内正浩講師にはあまり期待はしてなかった。口先+知識+洞察は鋭いが27歳と若いし、著書も個人的にはマクロ経営+事例も有名企業系で趣味ではない。が、本も出したし、親しいので応援セミナーするかというノリだった。が、今回も期待を裏切ってスゴかった。

正直なご意見で、ありがたい(苦笑)。
結果、評価していただけて、うれしいです。


僕が主導してやっているセミナー・勉強会は、基本的に非公開、招待・紹介制なので、いつもは少ない人数が相手。
しかし、今回、こんなに大勢の方にできるのは、やはり光栄です。
わざわざいらっしゃっていただき、ありがたいですね。

講演内容DVDの購入は、栢野さんのサイトから



【ご感想】
また、講演に来ていただいた方から、ご感想をいただきました!



昨日は九州ベンチャー大学での講演ありがとうございました。
ベンチャー大学は以前から知っていましたが、なかなか行く決意が起こりませんでした。丁度竹内さんのコーヒーとサンドイッチの法則を
読んで感動した後だったので、是非竹内さんの話しが聞きたいと思い、栢野さんのメルマガを見た時、すぐに申し込んでしまいました。

著作も素晴らしかったのですが、昨日の講演もさきほど復習して内容を噛みしめていたところです。自分は中立型と思っていましたが、ずっぽりおっとり型だと確認できました。竹内さんの言われたことを参考にしながら今後活動していきます。

ソゾックス 田中真・ブログ
—-
先日は九州ベンチャー大学での講演を聴かせていただきました。大変勉強になると同時に勇気を頂きました。

自分はまさに「おっとり系」の典型です。
まさに自分にとって最適の講演でした。

竹内さんのお話の中で「おっとりした人はストレスのかからない営業の仕方をすればいい。クレームが来る前に逃げればいい」なるほどと思いました。

まずは自己分析。自分はやはり「おっとり系」。
おっとり系の人間がガンガン系のやることをそのまま真似しても難しい。確かに自分もガンガン系の人が苦手です。おっとり系が成功するための方法をしっかり分類されてあって、非常に参考になりました。

聞かせていただいたお話をぜひ、今後の人生に役立てていきたいと思います。

吉本さま

有限会社スマイリー・荒木登ブログ

早速ブログネタに使わせて頂きました。深々と降雪の中あの場所だけは燃えに燃えていましたね。おっとりの人もガンガンに燃えていた。もちろん僕もメラメラとどこからかやる気の炎が燃え盛って、今も消える事はなく益々天にも届きそうな程になっています。スーツも買いたくなったし、ヨガもやりたくなったし、手紙も書き増す、経営計画書も書きかえるし、名刺も見直すし、ニュースレターも充実させるし、勉強会もやり続けたいし、、、延長を頼んでいる時の栢野さんがうれしそうで素敵でした。風俗の延長を頼む時もあんな感じでしょうか(笑)。あの場でしか味わえないと思いますから、参加しないとわからないですよね?炸裂トーク楽しい。僕も人前で発表できる様になりたい。栢野さんと同じ年なので負けない様に元気に頑張りたいです。その為に次回も参加させて下さい。そして、将来ゲスト講師で読んで頂ける様になるのが夢です。これからもお体に気を付けて今以上に頑張って下さい。ありがとうございました。

竹内氏・・・切り口が斬新で、ビジネス不向きのだめ駄目人間にも勇気を与えてくれた。ヒントも分析も、具体的で良かった。将来は、栢野氏のように人間味溢れた、すぐれた講演家になるのではと思った。(口跡が良い!)
坂本紗和子

◆あっというまの5時間でした。今まで参加した勉強会の中では、極めて実践的で、恐ろしく濃厚で、最強の充実ぶりで驚きでした!
(株)社長育成プロジェクトDRM研究所・是永伸一郎

竹内さん 27歳に「死ぬまでに何をやるか」と言われ唖然としました。おっとり系が成功する3つの方法 参考になりました。まずは親しい人を増やす⇒これを実行したいです。◎改善提案点=最高でした。今のところ、思い当たりません。◎私の決意=ミッションみたいなものを今回のセミナーで得たような気がします。私に関る人を元気にすること これを私のミッションにしたいと思います。

島根県・(株)大島建材店・大島社長ブログ

【ブログにお書きいただいた、ご感想】
また、講演に来ていただいた方が、講演の感想をブログにお書きいただいています!

畑岡の会計発見(BLOG)|財研株式会社

意外な切り口でしたので興味津々でしたが、期待以上に納得です
自分の“立ち位置”が確認できました。また具体的に自社に落とし込める事を発見できました~ラッキー感謝です!

ベンチャー大学初参加! ニュースレター作成支援家 ソノショーの「朝ブロ」

竹内さんの話は、「その人のパーソナリティ(おっとり、ガンガン、中立)と、コミュニケーション能力の関係性マトリックスからみた、成功する人のポジショニング」、「なぜおっとり系は成功しづらいか」、「おっとり系がビジネスで成功するために不可欠なこと」、「おっとり系成功の8つのヒント」、「おっとり系が変わる5つのきっかけ」と続きます。

特に「おっとり系が変わる5つのきっかけ」の話のなかで、“窮地・危機に陥ってそうしようもなくなったときに、おっとり系のパーソナリティが変わる”という部分は、まさに私そのものでした。20年間の会社勤め→退職して8か月間の無職という環境によって、自分自身のパーソナリティも大きく変わったことを実感しています。

雪降る寒い福岡で、熱い!九州ベンチャー大学 :伊佐@ランチェスター経営、一言(多い?)ブログ – livedoor Blog(ブログ)

九州ベンチャー大学|早起きかーちゃん、行政書士になりました!

「コーヒーとサンドイッチの法則」の著者、竹内正浩さん(なぜかアフィリで検索できなかったけど)のお話で、自己分析と自分に合った営業方法(おっとりした人が成功する方法^^;)ということで、とてもいい内容でした。

TERULy Murakami Blog: 今日のことば363

昨日、九州ベンチャー大学で「おっとりした人が成功する方法」セミナーが開催されました。
段取り、打合せなしでスタートから変化に富んだ状況で受付も無く17時にはじまりました。

40人あまりの多数の参加人数。
終始、会場を見渡して見ると、終わりが22時と長時間にもかかわらず集中力が持続された状態でした。

おっとり系には、より満足の話、内容だったに違いありません。
ワタシも話を聴いて勇気をいただきました。
励みになりました。

オフィス クリエイトワン 野原ひでお の ブログ: 創業の地?へ行ってきました。

ゲスト講師は著書「コーヒーとサンドイッチの法則」で有名な竹内正浩さん(写真 右)でした。
今回の講演テーマ「おっとり系のための成功法則」は、今すぐ出版してもおもしろそうな内容でした。
まだ若いのに知識を体系化するスキルはさすがです。

[健作夢通信] こだわり自然素材を全国へ 島根の建材店です:九州ベンチャー大学報告 – livedoor Blog(ブログ)

竹内正浩さんの「おっとりした人が成功する方法」とても面白かったです。時々、隣の席の方とミーティングをさせられたので、家内と別の席にすれば良かったと思いました。

 
動画Youtube①自己紹介 ②おっとり人間が成功する法・1<ダブルクリックで画面拡大>

 
おっとり人間が成功する法2 おっとり人間が成功する法3

ラストのまとめ

その講演のYouTube動画。
客観的に見ると、すごい態度が悪いですね(すみません)。
以後、気をつけます。
申し訳ありませんでした。

続きの動画+DVD購入はコチラ(栢野克己・九州ベンチャー大学サイトへ)

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ミスタードーナツとビジネス論

10月 23rd, 2008 by admin

昨日、ミスタードーナツに行ったところ、ちょうど10月22日(水)から、「新ショコラフレンチ」という新商品が発売開始、ということで、「塩キャラメルショコラ」というドーナツを食べてきた。

http://www.misterdonut.jp/newpro/081022_002/index.html

驚いたことといえば、レジの行列。

たしかに、キャンペーン期間らしく、新商品が100円になっていたということもあるだろうが、行列になるほどの集客。

それは、ひとえに「新商品の販売」ということがあるだろう。

つまり、

「何か新しいドーナツが出たみたい。
ちょっとどんなものか、食べてみようかな」

という。

ダン・ケネディの本「究極のマーケティングプラン」に

飽きられない方法=「変え続ける」

というフレーズがあり、新しいものや目先の変ったものを繁に提供しつづけることが話題になり続ける秘密だとあったことを思い出した。

つまり、新商品をコンスタントに販売し続けること自体にも、ビジネスをもっとよくする価値があるのだな、と実感したわけだ。

ただ、カンタンに新商品を販売、といいましたが、新商品開発が大変なのも、わかる。

新商品を開発し続けること。
大変だが、大事なこと。

そう思ったドーナツだった。

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すぐに人生を変える方法

10月 3rd, 2008 by admin

以前、何人かから、こういう話を聞いたことがある。

『人生が変わるきっかけは、三つある。それは、「大病を患う」「牢獄に入る」「倒産する」の三つだ』と。

これらのことについて、少し考えてみると、人生を変えるには、大きく二つのアプローチに分けることができるとわかる。

それは、つまり、自分自身の内部から変革するアプローチと環境のような外部から変革するアプローチのふたつである。

というような流れで、「すぐに人生を変える方法」レポートができました。

あなたが人生を変えたいと思っているかどうかはわかりませんが、人生を変えることについて関わったときの参考にしたり、予備知識として知っておいたり、ムダ知識として知っておいたりと、さまざまな使い道がありますので、参考にされてはと思います。

無料なので、どうぞ。

すぐに人生を変える方法のダウンロードページへ

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やずやの雪待美人が想像以上に凄い件について

9月 30th, 2008 by admin

これは大ヒットするだろう。」と栢野さんがブログに書いていたので、見てみると、実際これはヒットしそうだ。

「やずやの雪待美人」

「女性の声から生まれた新しいにんにく卵黄」ってヘッドラインがうまい。
「女性のためのにんにく卵黄」というフレーズも。

何かしらに特化して、差別化。
ビジネスの参考になりそう。

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ウェブサイトに特別レポート「5分でわかる時間管理 」を追加

9月 14th, 2008 by admin

最近、仕事術系の本が流行している。
仕事術系の本とは「いかに効率的に仕事をこなすか」ということについて書かれた本のことだ。

そのなかでも、大きく取り上げられるのが、時間管理というテーマである。

忙しく、いつも時間が足りないと感じるビジネスマンにとって、時間をいかに効率的に使うかは、重要な問題だからだ。

しかし、本一冊買い、250ページを何時間もかけて時間管理術をしていては、時間がもったいない。

そこで、今回、時間についての4つの現実と時間管理の7つの原則ということを述べ、A4・1ページで時間管理論の90%程度が理解できるレポートを書いてみた。

特別レポート「5分でわかる時間管理」のあるページ

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いよいよPCが次のフェーズへ来そうだ re:デル、5万円切るミニノート Ubuntu搭載で

9月 10th, 2008 by admin

デルは9月5日、ミニノートPC「Inspiron Mini 9」を国内でも発売した。Ubuntu OSを搭載すれば4万9980円と、5万円を切る低価格に設定。EeePCが開拓した低価格ミニノート市場に参戦する。

BTOに対応する。最小構成「ベーシックパッケージ」はAtom N270、512Mバイトメモリ、4GバイトSSD、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、Ubuntu OS(同社カスタマイズ版)で4万9980円。同社がOSにUbuntuを選べるようにしたのは国内初。Ubuntuモデルの製造は9月下旬に始める。

アメリカの場合は399ドルからだそう。

米Dellは9月4日、399ドルからの小型ノートPC「Dell Inspiron Mini 9」を発表した。米国、日本、欧州で販売する。
「ブログやネットサーフィン、チャット、写真の閲覧、音楽・ビデオの再生に適した」製品とDellは公式ブログで述べている。

以前も低価格ミニノートPC市場に世界シェアNo.1のHPが参入したことでブログに書いた。ミニPCの台頭-5万円ノートパソコン

さらに、今やグーグルによる新ブラウザ、Google Chromeの登場でグーグルがウェブベースの支配を進めている。

これらのことから、PCで要求される機能、ネット、メール、ワープロ、表計算は「ミニPC+Google Chrome+Gmail+Googleドキュメント」によって完結してしまうことになる。

これは、つまり、マイクロソフトにとっての脅威であり、PC業界にとっての脅威でもある。

ミニPCの台頭でローエンド・マーケットが活気づく。
なぜなら、ほとんどの要求される機能をそれらで満たすことができるからだ(現時点では、多少使えないとしても)。

そうなると、必然的にミドルエンド・マーケットの製品群は売れなくなってくる(ハイエンドはある程度、生き残るだろうが)。
そのため、PC業界では、破壊的な波が押し寄せることになる。

もちろん、だからこそ、デルやHPは先手先手を打っているのだろう。

いよいよPCが次のフェーズに突入しそうな感じだ。
消費者としては、機能的に十分なPCが安価に使いまくれるのだから、好ましい。だが、一方のPC業界は、戦々恐々だろう。

デル、5万円切るミニノート Ubuntu搭載で – ITmedia News
Dell、399ドルのミニノートPC「Dell Inspiron Mini 9」発表 – ITmedia News

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スニッカーズ(マース社)の流通戦略

9月 7th, 2008 by admin

「スニッカーズ(マース社)」の流通戦略

流通戦略:
「いつでも、どこでも、だれでも」買える

全体像から把握できるかぎりでは、戦略の中心は「いつでも、どこでも、だれでも、買える」、という点に集約されます。これと同種の戦略をとっているのは、コカ・コーラなどを代表とするソフトドリンク業界です。コンビニ、スーパー、自販機、売店、いつでも、どこでも、だれでも買えるように流通させるという戦略です。

マース社について:
マーズ(マース)社は、非公開会社で、かつ高い秘匿性を持つ企業。マース社は全体で210億ドル(約2兆1000億円)、売上の45%をスナック食品(スニッカーズ、M&M’sなど)から得ており、スニッカーズは20億ドルの売上をほこっています。46%の売上をペット・ケア商品(カルカン、シーザーなど)から、残り9%は、食品、電器、飲料などから得ています。地域的には、約半分をヨーロッパから、40%をアメリカ大陸から、残り10%をオーストラリア、日本、西太平洋から得ています。

製造工場の所在地:
Hackettstown, New Jersey; Albany, Georgia; Burr Ridge, Chicago and Mattoon, Illinois; Cleveland, Tennessee; Columbia, South Carolina; Columbus, Ohio; Elizabethtown, Pennsylvania; Greenville, Mississippi; Greenville and Waco, Texas; Henderson and Reno, Nevada; and Vernon, California.

考察
ターゲットとする顧客層やブランドイメージの違いから、この流通戦略は生成される。

スニッカーズの主要なターゲット顧客層は、「10代から20代までの若い男性」がメインターゲットと推定される。そのため、非常に大規模な流通を行い、それらの需要に対して、供給を行なっている。これらの戦略は、コカ・コーラを代表とするソフトドリンク業界とほとんど同一の戦略といえる。ソフトドリンク業界とは、顧客層もマッチしているのに加え、流通形態も近い(コンビニ、スーパー、自販機、売店など)。ブランドイメージに関しても、これらの顧客層に向けたブランドであることは、ターゲットにあわせたプロモーション※を行なっていることからも明らかである。

※スニッカーズのプロモーション・・・スニッカーズ(日本における)では、現在、日本の著名なラッパー、ZEEBRAとコラボレーションをすることで、プロモーションを行なっている。また、アメリカではスポンサーシップとして、リトル・リーグ、NFL、NASCARとターゲット顧客層とマッチしたカテゴリに対してアプローチをかけていることがうかがえる。

自社のポジショニングと照らし合わせて、流通戦略の参照に。

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メディアのセグメンテーションとローカル・ベース・ビジネス

8月 15th, 2008 by admin

フリービジネスの原資を確保せよ:コラム – CNET Japanを読んで。

これは、著者の森祐治氏が、アメリカと日本における広告産業の違いから、コンテンツ市場について考察している記事だ。

ここで非常に興味深かったのは、広告メディアの違いについてだ。

アメリカは規制が緩く、広告業界内でも、メディア間でも、競争が激しい。
そのため、産業の進化スピードが非常に速く、市場も細分化するスピードが速い。
それによって、非常に細かいセグメントに分かれることになる。

たとえば、雑誌でいえば、ゲイ向けの雑誌でも、アングロサクソン系とアフリカ系に分かれていたりと非常に細かくセグメンテーションされている。それは、そうしなければ生き残れないからだ。

一方で、日本では、そこまでの細分化がなされていないことから(規制の影響もあるだろう)、市場競争レベルがまだ緩いのだと考えることができる。

そして、もうひとつ感じたのは、ローカル向けモデルである。

森祐治氏は、こう記述している。

一方で、米国のネットワークテレビ局はその平均視聴率は下がっても、特定セグメントへのコンテンツの魅力を高めることで広告効果を高め、結果売上を増大するという現実もある

これは、メディアの未来としても、ビジネス的な視点から見ても、魅力的な意見だろう。

たとえば、アメリカでは、すでにyelpのようなローカル・ベースのビジネスが生まれている。この流れは、広告主による広告費という資金の流れを受けて、これから萌芽していくのかもしれない。

フリービジネスの原資を確保せよ:コラム – CNET Japan

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「米シティ、損失550億円の可能性」を読んで

8月 8th, 2008 by admin

米金融大手シティグループは7日、ニューヨーク州司法当局などとの和解で、約73億ドル(約8千億円)分の金融商品を個人投資家らから買い戻す方針を決めたことで、現時点で5億ドル(約550億円)程度の損失が出る可能性がある、と発表した。

買い戻す方針を決めたのは、次の理由による。

シティが買い戻すのは、定期的に入札方式で金利を見直す「オークションレート証券(ARS)」。リスクがあるにもかかわらず「安全で、現金のように流動性が高い」と説明して販売した疑いがあるとして州司法当局などが調査していた。

この発表を受けて、米証券大手メリルリンチは7日、同社が販売した100億ドル(約1兆1千億円)規模のARSを来年以降、個人投資家などから買い戻すと発表した。米銀行大手のバンク・オブ・アメリカも、関連会社がARSに関して複数の州司法当局などから召喚状を受けていることを公表。大手金融機関の間でARSの買い戻しが広がり、新たな損失が拡大する可能性が出てきた。

これらが損失につながったのは、司法当局がプッシュしてきたからであって、自主的に行動したからではないところがポイントだ。

つまり、もし、ARSの販売方法に対して、司法当局が問題視しなかったとしたら、シティグループを含めて金融機関は買い戻さなかったというわけだ。さらに、同じような販売方法だったと思われるのは、シティグループのみならず、メリルリンチ、バンク・オブ・アメリカも含まれるようだ。

一般的に見れば、ビジネス倫理の欠如だということだろう。
リスキーな金融商品を何も知らない客に「安全で現金みたい」だと言って販売したわけだから。

これらの問題が洋の東西を問わずに行なわれていることは疑問の余地はない。
金融商品は、どんなものでもリスクを伴うものであるが、ここで正直に「リスクがあります」と言ったなら、売りづらくなることは明白なのだから。

それは、つまり、単純に売上を上げ、金儲けをするのであれば、多少の不誠実な説明をしたほうがやりやすい、という事実だ。そして、それは悪徳商法の会社のみならず、米金融大手シティグループ、米証券大手メリルリンチ、米銀行大手バンク・オブ・アメリカという世界に名だたる超大企業によってさえ、実行され、その効果を示している。

もちろん、日本企業でも、例外に当たらず、さまざまな会社、金融関係は主として行なわれているだろう(というよりも、そもそも金融商品を販売している営業担当者自身が、自分が販売している商品がどのようなものなのかを理解していないことが多いのだ)。

しかし、ここで問題がある。

そのように、ビジネス倫理に欠けたやり方で金を稼ぐ人生を、生きたいのか、という問題だ。
対立軸は、金儲けをする上で、ビジネス倫理を重要視すべきか、すべきでないか、だ。

そして、重要なことに、ビジネス倫理を重要視すれば、売上ベースの成長、規模の拡大は、重要視しない場合に比べて低くなってしまう。短く言えば、ビジネス倫理を軽視したほうが、金儲けをしやすい、というわけだ。

人生は一度きり、どのように生きるのかは、自分で選べること。

ビジネス倫理に関する現実、たとえば、金儲けの難易度の変化、多くの企業がやっていること、規模の大小を問わないこと、を知った上でも、それでも、少なくとも、僕はビジネス倫理を重要視しながら、お金を稼いでいきたいと思っている(ナイーブな青い子供なだけなのかもしれないが)。

米シティ、損失550億円の可能性 – asahi.com

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