夢をかなえるゾウ 水野敬也 (著) #92

4月 30th, 2009 by blogown

ぼくは、この本に社会を見た。

主人公は、フツーの会社員。

あるきっかけで、いわゆるセレブのパーティに参加して、格差を見せつけられる。
ハイタワーマンション、大きな部屋、アイドル。
華やかな世界。
自分の現実。
敗北感。

上ではない。
かといって、下でもない。

働かないヤツよりはマシ。
マイルドな敗北感。
甘い絶望。

不意に訪れる破壊衝動。

主人公は思う。
このままで終わりたくない。お金持ちになりたい。ちやほやされたい。成功したい。有名になりたい。なにか、こう、自分でしかできないような大きな仕事がしたい。今のままじゃダメだ。

それでも、変われない自分。
変わりたいと思っている。
けれども、「どうせ変われない」という思いも、うっすらと頭にある自分。

現代の若手、30代前後の人間であれば、たいていは当てはまっているだろう。それだけ、社会をあらわしている。だからこそ、100万部突破のベストセラーになったのだろう。

本書が読者にもたらすもの、それは主人公とのシンクロ。読者は、主人公に自分を投影し、ダブらせて、変わりたい衝動をこめながら読んでいるのだ。

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多読術 松岡正剛 (著) #91

4月 29th, 2009 by blogown

編集工学研究所所長、イシス編集学校校長で、「千夜千冊」を展開中の著者、松岡正剛の読書遍歴を振り返り、日頃の読書の方法を紹介しながら、達人による多読のコツを伝授するのが本書。

この「リアルタイムに感じる」ということが大事です。読んでいる最中に何を感じたかも、マークしておきたい。そこで、ぼくはこの二つのことをあらかじめはっきりさせるための方法として、読みながらマーキングすることを勧めています。鉛筆でも赤ボールペンでも、読みながら印をつけていく。これはそうとうに、おススメです。やっていくと、マーキングが読書行為のカギを握っているという気になるはずです。

この「マーキング読書法」は、本をきれいにしておきたいという人には向いてません。
しかし、ノートをとるのが好きな人とか、パワポ(パワーポイント)が好きな人には、ゼッタイに向いている。というのも、これは「本をノートとみなす」ということだからです。

松岡正剛氏の述べた、この「本をノートとみなす」という考え方を読んだとき、「なるほど」という感覚と同時に「やはり」という感覚が同時に襲ってきた。

まず、これまでの考え方として、本は大切なモノである、ということがあった。それは、本に一切の書き込みもせず、折り曲げもしない、というスタンスだ。

一面から言うと、ビブリオマニアとしての顔を覗かせているという意味でもあり、古くは書物が非常に貴重なものであったという意味でもあるように感じるが、結局は、モノを傷つけられないという性分なのだろう。それがたとえ、中古本として古書店に売ろうという意思のないような、長期保存用の本であっても同じように、傷つけていないからもわかる。

しかし、最近は、だんだんと傾向が変わってきたようで、平然とペンでマーキングするようになった。いかような心境の変化なのかは、わからないが、そうなってきたのだ。

そういう状況になってきたところで、松岡正剛氏のこの言葉を聞いたときに、ぼくは先ほど述べたような感覚に襲われたというわけなのだ。

つまり、そのときに、まさに感じたその瞬間に感じたことを書き込み、マーキングする。松岡氏いわく「本をノートとみなす」わけだ。このノートと化した本は、一読するだけで、これまでの自分の考え、感覚が再認識できるという価値がある。

自らの認識・知識の進捗を確認することにもなるし、なにより、情報の一元化が情報処理効率を向上させることにつながる。

たとえば、本に書かれていたことをノートに書き込みしていくと、再確認する際(要は復習であるが)、本を読み、ノートを読むという二度手間になってしまう。これは非常に非効率的で、本とノートの場所の把握だけでも一苦労である。

これがノート化本であれば、読みながら、自分の書き込んだ情報を同時並行で処理できることになる。これは、非常に効率的である。

だからこそ、ぼくは松岡正剛氏の言葉を聞いて、二つの感覚に襲われたというわけだ。

もちろん、マーキングする価値のある書物とそうでない書物があるということは当然だが、価値ある書物を読み込む際には、非常に重要な方法となってくるだろう。

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結婚戦略―家族と階級の再生産 ピエール・ブルデュー (著) #90

4月 28th, 2009 by blogown

著書『ディスタンクシオン』で有名なフランスの社会学者である著者、ピエール・ブルデューが、1950年代に独身者数の増大に悩む生まれ故郷ベアルン(フランス農村)での、結婚市場をめぐる調査から、婚姻交換システムの変容とそれがもたらした結果について述べたのが本書。

もちろん、僕は戦前生まれではないので、だいぶ昔の結婚事情については知らない。しかし、漠然としてではあるが、日本史の勉強を通して、また、世間での常識を通して、認識してはいる。

それは、家同士のつながりで、長男が家督相続して、お見合いがほとんどであった、というような具合である。本書の著者(そして、僕が敬愛する)ピエール・ブルデューは、冒頭部において、そのことについて、端的に説明してくれている。

1914年以前には、婚姻は非常に厳格な規則により規制されていた。婚姻が家族的農業経営の将来全体を左右していたために、また婚姻が非常に重大な経済的交渉の機会でもあったために、さらにそれが社会的なヒエラルキーや、このヒエラルキーにおける家族の地位を再確認させることになったために、婚姻とは、個人というよりも集団の関心事なのであった。結婚するのは家族であったし、人は家族と結婚したのである。

婚姻は、家産の一体性を損なうことなく家系の継続性を保証することを第一次的機能としている。

結婚はかつて、一個人の問題ではなく、家族、ひいては一族という社会集団における問題であったことがわかる。

現代では、それらの価値観が比較的薄くはなってきているのでわかりづらいが、かつては、このようなかたちで、集団を中心とした結婚が行われていたというわけなのである。

また、ブルデューは、現代の自由恋愛結婚市場について、かなり以前から深い見識を持っていたということがわかる。

親の権威の弛緩と若者の新しい価値観への接触によって、家族は結婚の成立における積極的な仲介者としての役割を奪われた。それと同時に「仲人好きの人」の介入はあまり見られなくなった。

その結果、結婚相手探しは個人のイニシアチブに委ねられることになった。旧来のシステムでは「口説くこと」をせずに済ますことができたし、口説く技巧をまったく知らずにいることもできた。しかし今やすべてが変わってしまったのである。

婚姻交換システムに、個人間競争の論理によって支配されるシステムが取って代わった。

「個人間競争の論理によって支配されるシステム」それこそが、現在の「自由恋愛結婚市場」のことなのである。

これまでの家族・一族という集団主体のシステムでは、お見合いが頻繁に行われ、良縁を提供してきた。そのため、ブルデューが述べるように『「口説くこと」をせずに済ますことができたし、口説く技巧をまったく知らずにいることもできた』わけだ。

しかし、時代が変わり、「個人間競争の論理によって支配されるシステム」が現状を支配するようになり、個々人はお互いに競争をしながら、結婚相手探しをしなければならなくなったのである。しかも、集団の支援なく、個人のイニシアチブによって、である。

この個人のイニシアチブによって、結婚相手探しを行うという競争原理が支配する、自由恋愛結婚市場が、どのような事態をもたらすのだろうか。それは、現在の日本を見ればわかるのであるが、ブルデューはインタビューによって、それらの問題について表現している。

この男が「押しの強い人」でないならば、どうやって機会を捕まえればいいのか。

女性との接触がないってことは、最も大胆な者に対してさえコンプレックスを与えてるものなんだよ。その人が、性格的に少し臆病な場合には、ことは一層深刻だな。

娘との絶えざる接触によって臆病さは克服されるだろうけど、しかしこうした接触がないような場合にはいっそう深刻になるってもんさ。自尊心の形をとった、嘲笑されるんじゃないかってことへの危惧にがんじがらめにされることもありうるだろうね。

臆病さは、時として誤った自尊心でもあってね、片田舎から出てきたという事実、こうしたすべてのことが、娘と有望な青年との間に溝をつくるんだよ

集団の支援なく、個人のイニシアチブによって結婚相手を探すということは、機会を手に入れることが個々人によって、差が生じることを意味している。

つまり、「押しの強い人」であれば、機会をとらえやすい反面、臆病な人であれば、機会をほとんどとらえることができなくなってしまうというわけなのである。

インタビューでは、有望な青年が、片田舎から出てきたという事実、コンプレックスでさえ、機会を失わせてしまうということについて述べている。

加えて、ここで興味深いことは、二極化の原理を示唆した表現があるところである。いわく、『女性との接触がないってことは、最も大胆な者に対してさえコンプレックスを与えてるものなんだよ。その人が、性格的に少し臆病な場合には、ことは一層深刻だな。娘との絶えざる接触によって臆病さは克服されるだろうけど、しかしこうした接触がないような場合にはいっそう深刻になるってもんさ』。

つまり、そもそも機会がない人の場合、慣れというメリットを得ることが難しい。

男性と女性との間でいえば、男性は『娘との絶えざる接触によって臆病さは克服されるだろう』けれども、そうした接触の機会がなければ、慣れることがなく、状況はより悪化してしまう。

その反面、機会をふんだんに得ている人は、その逆のパターン、つまり、正のフィードバックループが生じる。そもそも機会がある人は、慣れやすい。それが多少、臆病な者であっても、慣れてしまうことで、克服することができる。そうなると、ますます機会をとらえやすくなるのである。

要するに、機会の多い者は、より機会が多くなり、より機会をとらえやすくなるのである。その反面、機会のない者は、そもそも機会がなく、少ない機会をとらえることができず、機会をとらえる能力も向上しづらく、機会の多い者の能力には明らかな見劣りがしてしまうことになるのである。

個人のイニシアチブによって、結婚相手探しを行うという競争原理が支配する、自由恋愛結婚市場。それは、経済における自由市場原理と同種といえる。

経済においても、富める者と貧しい者が存在しているように、自由恋愛結婚においても、機会の富める者と貧しい者が存在する。

それは、自由市場における二極化という現象。
さて、このような状況下で、僕らはどうやって生きるべきだろうか。

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住宅市場の社会経済学 ピエール・ブルデュー(著) #89

4月 27th, 2009 by blogown

著書『ディスタンクシオン』で有名なフランスの社会学者である著者、ピエール・ブルデューが、生活の基盤であり、最も高価で象徴的な買い物でもある「家」の信頼と価値は何に由来し、買い手はいかに購入を決定するのか、住宅市場の現場に働く重層的なメカニズムを徹底分析、人間社会における経済行為の原理を解明したのが本書。

物事を説明する上で、難しいことのひとつは、「あいまいではあるが、よく知られている事実に対して、明快かつ論理的に説明する」ということだ。

よく「そんなことは知っている」という発言を聞くが、では、実際に明快な論理性を持って、事物を説明できるかというと、なかなか難しいものだ。つまり、それを「知っている」「よく知られている」としても、実際にその事象がどのようなものなのかを説明することはできない、というわけである。

それは、事象の言語化が難しいということが要因に挙げられるが、本書の著者、ピエール・ブルデューは、この点、事象の言語化が極めて卓越していることが示されている。

住居に関する経済的選択-購入か賃貸か、購入するとしたら中古か新築か、新築の場合、伝統的タイプの家か工業生産化された家かなど-は、一方では行為者の嗜好など(社会的に構築された)経済的性向と行為者が投入できる財力に依存し、他方では住宅の供給状態に依存する。

つまり、行為者(要は、一般市民である)が住居に関する選択をする上では、行為者自身の嗜好、投入できる財力、住宅の供給状態によって左右されてしまうという事実を述べている。

この文章に書かれていることは、僕にとっては、ある意味、衝撃的であった。なぜなら、ほとんどの行為者は、自分が自由意思の元に、選択をして、人生を決めているように感じている。つまり、自分の人生を生きているというわけである。

しかしながら、現実としては、各々のファクター、嗜好、財力、供給状態といったものによって、選択は左右され、一見して自由意思のように見られる人生の選択でさえ、その実、合理的な環境設定において決定されうるということであるのだ。

また、本書の大テーマである「住宅」について考えてみると、単純に「家」と言っても、それにはさまざまな要素、下記に述べられているように、象徴的な要素であったり、社会集団的な要素だったりが、複数絡み合って構成されている存在なのだということを知った。

住宅生産にまつわる多くの特徴、そして住宅メーカー間に形成される多くの関係は、象徴的要素がとりわけ大きな部分を占める住宅生産の特性に由来する。(衣服のように)皆の目にさらされ、しかもそれが長期間続くような有形財としての住宅を所有することは、他の財よりも決定的に、所有者の社会的地位やいわゆる「富」のみならず、所有者の嗜好や所有者が自らの領有行為のうちに組み込んでいる分類システムをも表現し、露わにする。この分類システムは可視的な財に客体化されており、他の人々にも象徴的領有を行う余地を与えている。

また、「家」という存在と「家族」という存在は、密接不可分の関係であるようなのだ。

ある文化的伝統、とくに農民や貴族のそれにおいては、「家」という言葉は、物質的な居住空間と、過去・現在・未来においてそこに暮らす家族との両方を不可分に指し示すことが知られている。

こんにちにおいても、「家を建てる」計画は、「家庭を築く」(あるいは家族を増やす)計画、家族成員という意味での家を築く計画、つまり居住を共にするつながりによってますます強くなるような、姻族関係・親族関係によって統合された社会集団の創設とほとんどつねに結びつけられている。

家族という単位の構築や解体(とくに離婚件数の増加や異世代同居の減少)に関する伝統の変容は、多少とも直接的に住居に関連する戦略、とくに賃借か持ち家取得かという選択に影響を及ぼす性格をもつことになる。

社会に関して、非常に有益な分析・見識が得られた。
さすがにピエール・ブルデューの本だけはある。

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福岡「おっとり系」昼食会(2009.04.25)・開催後記

4月 26th, 2009 by blogown

先日リリースした福岡「おっとり系」昼食会のご案内 2009.04.25を開催。
その開催後記です。

福岡市天神の某イタリアンレストランにて、福岡「おっとり系」昼食会(2009.04.25)を開催。
総勢15名+子供2人にお集まりいただきました!!

ほとんどの方は、ぼくとは一度は面識のあった方々ばかりだったのですが、初対面の方もお2人いらっしゃいました。どちらの方も、大企業にお勤めで、独立したマインドをお持ちの優秀な方々でした。

加えて、イスラエル+ヨルダンを旅して、アジアを講演して回る講演家・零細企業コンサルタント、栢野克己さんが参加。著書「弱者の戦略」に強く感動された方が参加されていたので、いい出会いになったのでは?と思います。

今回参加された方全員が、それぞれ最低でも名刺交換をされて、知り合われたので、新しい出会いになって、betterになればと思います!

【参加者のご感想】

※竹内正浩さん主催の昼食会に参加。知らない人と話をすると新しい発見があります。年代やビジネスが違うので頭の活性になりました。(^-^)

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レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 本田 直之 (著) #88

4月 17th, 2009 by blogown

レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長で、ハワイに拠点をかまえ、年の半分をハワイですごし、ベストセラー『レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社)を代表としたレバレッジ・シリーズの著者、本田直之氏がスケジューリング、ToDoリスト、睡眠、隙間時間etc.最小の努力で最大の成果を上げる「時間投資」のノウハウについて語ったのが本書。

まず、興味深かったのが「時間の天引き」だ。

時間資産を増やすうえで、もう一つ重要なのは、「天引き貯金」の発想です。
お金を貯めるための、最も確実な方法は、収入のうちの一定額をあらかじめ貯蓄に回し、残ったお金で生活するという方法です。無計画に使うだけ使ってしまって、残ったお金を貯蓄に回そうという考え方では、まずお金は貯まりません。

暇ができたら本を読もう、時間が余ったら新しい事業について勉強しようと思っていても、「いつか」「そのうち」というときはやってきません。重要なのは、やりたいこと・やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから「天引き」してしまうことです。

これは、非常に重要なタイムマネジメントの方法だと感じる。

つまり、あらかじめスケジュール上、天引きすべき事柄を天引きしておいて、それ以外のスケジュールを埋めることで、天引きすべき重要な事柄を十分にこなすことができるようになるというわけだ。

そうしないと(個人的にも、大きな痛い目を見た上で感じることであるが)、重要ですべき事柄でさえ、こなすのに必要な時間をとることができず、結局、ダラダラしてしまうか、やらずに終わってしまうこと、ペンディングになってしまうということになってしまうのである。

また、本書が提唱しているのは、「レバレッジ・スケジューリング」というもので、「俯瞰逆算スケジュール」と「時間割」、そして「タスクリスト」の三つ。それぞれ興味深いのであるが、ここでは「俯瞰逆算スケジュール」について注目したい。

「俯瞰逆算スケジュール」のポイントは、予定全体を俯瞰すること。そして、成果を上げるためのタスクを逆算して考えることです。

アクティブ・スケジュールに必要なのは、まず明確なゴール設定です。○月○日に新規事業を立ち上げる、売上を二〇%アップする、新規顧客を獲得する、本を出版する、といった成果につながる重要な課題をだいたい三カ月先まで見通します。そして、私の場合は、これをカレンダーに書き込みます。

その上で目標達成のためにやらなければいけないことを、何段階かのステップに割り振り、ほかの予定とのバランスをとりながらスケジュールに落とし込んでいきます。

具体的には、目標が売り上げアップであれば、目標の数字をクリアするには何社から注文をとる必要があるか、そのためには○日までに何社にアプローチする必要があるのか、そのためにはどんなリストや資料が必要か、リストや資料はいつまでにそろえる必要があるのか、と考えていくわけです。

今日何をすべきか、明日何をすべきかは、すべてゴールから逆算することで決まります。

この「俯瞰逆算スケジュール」も極めて興味深い。

なぜなら、目標設定のテーマについては、さまざまなところで頻繁に目にするが、いざ実行段階、予定に落とし込むというところに行き着くまでには大きなハードルがある。

しかし、この「俯瞰逆算スケジュール」のコンセプトを活用すれば、ゴール設定をした上で、三か月先まで見通して、重要な課題を書き込み、その目標達成のためにやらなければならないことをステップに割り振ってスケジュール化していくのだから、明確にゴールに近づくということになっていく。

実際にこれらの考え方を反映させて行動に移していくには、時間がかかりそうだが、効果的な方法論だと感じるので、実行に移していきたいと思った。

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福岡「おっとり系」昼食会のご案内 2009.04.25

4月 16th, 2009 by blogown

2009年4月25日(土) 11:45より、福岡にて『福岡「おっとり系」昼食会』を開催します。

内容としましては、一緒に昼食をとりながら、情報交換をするというものです。

意識の高い人同士の交流の場を提供できればと思います。

また、僕自身がこれからちょっと忙しくなっていく予定でして、あまり顔合わせできる時間がなくなるかもしれないですので、直接顔を合わせてお話ができればと思います。

【福岡「おっとり系」昼食会・概要】
日時:2009年4月25日(土)11:45-
場所:福岡市天神(詳細はお申し込み後に、ご連絡)
費用:1,600円予定(昼食代)
昼食会人数:4人から(最低催行人数4人)

▼詳細・お申し込みは以下のリンクから。

福岡「おっとり系」昼食会のご案内(2009年:4月25日(土))

http://www.takeuchimasahiro.com/ottorikei/lunch_20090425.html

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死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 ジョン・イッツォ (著) #87

4月 11th, 2009 by blogown

聖職者として働いたあと、ビジネスコンサルタントとして活躍するベストセラー作家の著者、ジョン・イッツォ氏が、アメリカのケーブルテレビ局バイオグラフィー・チャンネルの番組〈The Five Things You Must Discover Before You Die〉(死ぬまでに知っておくべき五つのこと)の制作を依頼され、周囲の人たちから「幸福な賢人」と見なされている高齢者を探し、最終的に約1000名の中から235人の60歳以上の高齢者に「幸福な人生を生きるための秘訣」についてインタビュー。そして、彼らの言葉から浮かびあがってきた「幸福に生きる秘訣」を、「5つの秘密」としてまとめたものが本書。

人生。
それは、誰しもが考えざるをえないテーマであろう。

誰もが幸福な人生を送りたいと望んでいる。
誰もが自分の人生に意味を見出したいと望んでいる。

もちろん、僕も幸福な人生を送りたいと望んでいるし、人生に意味を見出したいと望んでいる。しかし、望んだからといって、自分で見出さなければならないのだから、難しいことであろう。

内容としては、タイトルに書かれているように5つの秘密が示しているとおりだ。

第一の秘密- 自分の心に忠実であれ
第二の秘密- 思い残すことのないように生きよ
第三の秘密- 愛になれ
第四の秘密- いまを生きよ
第五の秘密- 得るより与えよ

秘密のタイトルだけで、内容も大体把握できるような気がするので、内容については本書を読んでいただくとして、僕が個人的に印象的だったのは、第五の秘密「得るより与えよ」にあった文章である。

この文章を読んだ後、自分で自分の人生の意味を考えたとき、ひとつのヒントが見つかった気がした。それは、次の文章だ。

「じきに、きみにもわかるだろう。きみは何ももっていくことはできないが、あとに何かを遺すことはできるのだ」

たしかに、僕は何ももっていくことはできないだろう。
それは、誰もが同様で、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツといった、どんな大富豪でも持っていくことはできない。

ただ、何かを遺すことはできるだろう。

それは、教訓や教えといったものであるかもしれないし、理念や考え方であるのかもしれない。はたまた、知識や知恵といったものなのかもしれない。

それらの「何か」を遺すということができるということ。

それは、人生の意味を考える上で、ひとつのヒントとなるような気がする。

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「福岡都市フォーラム」に参加してきました(2009.4.9)

4月 10th, 2009 by blogown

昨日(2009.4.9)は、福岡市天神にあるアクロス福岡で開催された福岡都市フォーラム(FUKUOKA URBAN FORUM)に参加。福岡という都市の発展、天神明治通りグランドデザインについて聞いてきた。

■福岡都市フォーラムのテーマ
国境を越えた都市間競争と都市間連携が始まっています。福岡は、古くからの海の玄関口、アジアゲートウェイと言われていますが、はたして真に国際都市たり得ているでしょうか?

日本国内で4番目に大きな都市圏として、その240万人の圏域人口は増加していますし、ニューズウィーク誌はじめ海外メディアの高い評価を何度も得ています。にもかかわらず実際のビジネスにおいては、福岡は世界的にはあまり知られていないのが実情のようです。

この「可能性の都市」を世界的な都市地域のネットワークに「実存する都市」に変革しようと、都心再生に向けた新たな挑戦が始まりました。

福岡の都心のあり方、とりわけ天神明治通り地区の20年後のグランドデザインを題材に、その戦略を海外事例と比較・検証する目的で、国際的なまちづくり実務者機関「INTA(国際都市開発協会)」パネルを招請し、市民参加型の国際的なフォーラムを開催します。

■フォーラムに参加したとき
このフォーラムは、官民一体のフォーラムだそうで、同時通訳機付きだった。
これからの福岡の特色、競争優位といった都市戦略を見出すための試みだそう。
マスコミ取材も多く、テレビカメラが3台入っていたし、新聞記者さんなどもいたそう。

■事例「天神明治通りグランドデザイン」について
ケーススタディとして取り上げられた「天神明治通りグランドデザイン」は、身近なトピックでもあったので、興味深かった。

○ 天神明治通りの歴史的な沿革⇒天神明治通り街づくり協議会について
そもそも、天神明治通りは、江戸時代(1610-1860)は20軒の武家屋敷街だったそうだ(位の高い武家が主)。それが明治(1867)ころになると、学校、県庁、市役所といった官公庁エリアとして生まれ変わった。その後、戦後となり(1960-1980)、一気にオフィスビルが立ち並ぶようになり、現在のにぎわいを持ったオフィス街になったそうだ。

このような沿革を受け継ぎつつ、2006年4月にWe Love天神協議会が設立され、「天神まちづくりガイドライン」を作成、アーバンデザイン指針の作成・啓発・普及・運用を行う一方で、それを受け、天神明治通り地区の地権者は天神明治通り街づくり協議会を立ち上げ、上記ガイドラインを参照しつつ、グランドデザインを作成したとのこと。

○ 将来像
「天神明治通りグランドデザイン」は、将来像の実現に向けた街づくりにおいて、4つの「街の価値」の向上を目標とするという。
1. 複合性 (Mixed-Use)
2. 回遊性 (Walkability)
3. 沿道性 (Streetscape)
4. 持続可能性 (Sustainability)

○ 指針
個々の不動産事業において、配慮すべき9つの原則を定める。会員は所有する土地・建物に係る建築物の計画や設計等において、これらの指針に配慮しつつ、自由に創造性を発揮して街の価値向上に資する事業を実施していく。

指針1・機能・用途の複合化
指針2・地区の個性の構築
指針3・持続可能な建築の整備
指針4・歩行者中心の交通環境の整備
指針5・立体的な歩行者ネットワークの拡充
指針6・歩きたくなる歩道空間の創造
指針7・連続感のある街並みの創造
指針8・環境との共生
指針9・安全・安心の向上

■フォーラムから得た学び
まず、感じたのは、人ひとりができることの限界である。たしかに、人ひとりでも、無限の創造性を発揮することもできるし、クリエイティブな活動を行っていくこともできる。また、世界に影響を与えていくこともできるだろう。

しかし、一方で、抱える問題が複雑さを増し、利害関係者や影響を受ける人間が増えていくにつれて、それらの間を調整したり、連携させたりする必要がでてくる。

つまり、より大きなことを起こすこと、変化をもたらすには、やはり人ひとりでできることには制限があるということである。

そのため、活動の中心にいる人は、組織構築、組織運営、リーダーシップ、ディレクション能力を持たねばならないであろう。

もうひとつ感じたことは、大きなビジョンの重要性である。

利害関係者や影響を受ける人間が増えていくと、それらをまとめていく必要がある。その場合、重要となってくるのが大きなビジョンである。

スケール感の小さいビジョンであったり、理念、信念であれば、多くの人は魅力を感じないだろうし、興味を持つこともないだろう。

そのため、多くの人が魅力を持ち、意識を統合することができるようなもの、つまりは、大きなスケール感を持った魅力的なビジョンが必要になってくるということなのだ。

それゆえ、活動の中心にいる人は、人を魅了するようなスケール感の大きなビジョンを語っていかなければならないだろう。

多くの人を巻き込んでいくことについて考えさせられた。

人は、夢を持ちたがっている生き物なのだ。
だから、何かを変えたければ、夢を語っていくことだ。

●福岡都市フォーラムレポートブログ
FUKUOKA URBAN FORUM REPORT – livedoor Blog(ブログ)

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「ビジネスモデル・ビジネスについての再考/営業力の強化」に直結する書籍シリーズ

4月 7th, 2009 by blogown

【ビジネスモデル・ビジネスについての再考に直結する書籍シリーズ】

【営業力の強化に直結する書籍シリーズ】

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