
5月 31st, 2010 by

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本書は、有名企業コカ・コーラの元社長・COOで、バークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェットとも親しい人物であるドナルド・キーオの著書。
逆説的な表現ではあるけれども、10の法則が1つでも当てはまるならあなたの仕事は高確率で失敗だ、という話。
印象的だったのは、「法則1 リスクをとるのを止める」。
生活が楽になり、豊かになり、快適になると、リスクをとるのを止めようという誘惑が強くなる。
これは、成功がもたらす大きな病のひとつだ。年齢が高くなるほど、この誘惑に負けやすくなる。年齢が高いといっても、六十歳になればという意味ではない。四十歳でもこの病にかかる。こう考えるのだ。「これまで苦労の連続だった。心配して夜も眠れないことが多かった。そろそろ、心配するのは誰かに任せよう。いまのままで満足だ」
たしかに、リスクをとったとしても、うまくいかないということも多々ある。
しかし、リスクをとらなかったとして、安心して長生きできるのかというと、意外にそうでもない。
リスクをとることなく死亡した企業はたくさんあるそうだ。
リスクをとらず、現状に満足したまま生きていくのも、まあいいかもしれない。
しかし、それでは、いつまで経っても、現状維持のままで、変わり映えのしない、単調な日々を繰り返して死を待つだけだ。
現状に満足せず、リスクをとって、何がしかの行動をとるということは、社会にとっても、人生にとっても素晴らしいことのように思う。
本書にもあるように、リスクをとって航海に出たからこそ、コロンブスは新大陸を発見できたのであり、リスクをとったからこそ、アメリカが生まれた。
リスクをとったからこそ、偉大な企業が生まれ、リスクをとったからこそ、新しいイノベーションが生まれる。
計算したリスクを多少はとって、新しい一歩を踏み出してみたいと思う。
ビジネスで失敗する人の10の法則 ドナルド R キーオ (著), 山岡 洋一 (翻訳) #137 You can buy this book on amazon.
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2月 7th, 2010 by

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かの有名な「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギーの自伝。
本書は、昔ながらの価値観、倫理観、行動指針がもたらす自然展開の成功物語であり、後に続く者たちにとって、極めて有益な情報源である。
その価値観とは、勤勉、誠実、質実剛健。
きちんとしていて、しっかり者。
堅実で、真面目、実直、信頼できる、働き者。
そういう素晴らしいパーソナリティを持った者が、報われる典型例がこのアンドリュー・カーネギーだといえよう。
そもそも、カーネギーはスコットランドのダンファームリンで手織り職人の長男として生まれた。
産業革命のあおりを受けて、仕事に困ったカーネギー一家は、アメリカへ移住。
無一文(借金を抱えて)で、アメリカにわたり、紡績工場、電報配達の仕事を12歳くらいからしていた。
その後、真面目に前向きに学び、スキルをあげていったことで、目上の人が目をかけてくれるようになる。
彼の姿勢は、本書でこう述べられている。
『なにか新しいことを学ぶ機会があるなら、それをとらえて逃がさず、自分の知識を試してみるということは大切である』
そうして、トーマス・スコットに目をかけてもらうようになり、ペンシルバニア鉄道へ入社、昇進していく。
その後は、ペンシルバニア鉄道での仕事をしていく過程からの派生で、鉄橋会社、製鉄会社など、色々な新規事業を行い、著名な実業家として知られるようになる。
そういう一大事業家の人生。
本書を読んで、追体験してみるのもいいかもしれません。
カーネギー自伝 アンドリュー カーネギー (著), 坂西 志保 (翻訳)#127 You can buy this book on amazon.
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11月 30th, 2009 by

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本書はアダム・スミスの書いた本だが、かといって、「見えざる手」や『国富論』のあのアダム・スミスではない。
ワイリー(アメリカの出版社)から新しいエディションが出ているようだが(下記写真)、とりあえず、僕の持っている本書は、RANDOM HOUSE NEW YORK(これもアメリカの出版社)から出版されたハードカバーの本で、なんと1972年に出たものだ。

まあ、本書は金融関係の本で、市場についてとか、ベンジャミン・グレアムについてなど、色々と投資関係のお話が出てくるわけだが、本書で特筆すべきなのは、そこではない。
本書の重要な価値は、無名時代のウォーレン・バフェット(僕の敬愛する)とのエピソードがあるという点である。
とりわけ印象的だったのは、居住地選びの点(よくウォーレン・バフェットが語っているところであるが)。
『ニューヨークでも、ロサンゼルスでも、どこでも3時間くらいで行ける。そうして都市を訪れれば、楽しみたいことはすべて楽しむことができる。僕は、たぶん、ここよりも、ニューヨークとカリフォルニアのほうが、友人が多いと思う。けれども、ここは子供たちを育てるにはいい場所だし、住むにもいい場所だ。そして、考えごとをするには、とってもいい場所なんだ』
住む場所は重要だ。
仕事も変われば、環境も変わる。
出会う人も変われば、できることも変わる。
ウォーレン・バフェットは、そういう重要な選択を上記の基準で選んだというわけだ。
バリバリ仕事をする人、市場との近接性が重要な人にとっては、異なる選択肢だろう。
しかし、彼にとっては、彼のベストプレースこそがネブラスカ州オマハだったということだ。
自分自身がどのような選択をするのかはさておいて、偉大なるウォーレン・バフェットの判断基準は参考になる。
もうひとつの点は、バフェットらしいエピソード。
おそらくは、ネブラスカ・ファニチャーマートのことだと思うのだが、話はベタボメするところから始まる。
『(翻訳すると・・・)
オマハの通りを車で走っていると大きな家具店を通り過ぎた。
ウォーレンは言った「あの店を見た?」
「あれは、本当に素晴らしいビジネスだよ。だって、a平方フィートの床面積で、年間販売数量がb。でも、在庫はたったのcだけなんだ。つまり、資本回転率はdなんだよ。」(アダム・スミスは、つまりは、数字を覚えていないわけだ。。。)
アダム・スミスは言った。”Why don’t you buy it?(何で買わないの?)”
ウォーレンは言った。「非公開企業なんだよ」
アダム・スミスは言った。「おぉ。それは、、、」
ウォーレンは言った。
「とにかく、買うよ・・・」
「いつの日にかね」』
もし、それがネブラスカ・ファニチャーマートだとすれば、ウォーレン・バフェットは、その言葉をまさに実行に移したことになる。
なんというか、、、ウォーレン・バフェットっぽいエピソードで、大好きだ。
そんな話が書いてある本。
Supermoney Adam Smith (著)(洋書) #121 You can buy this book on amazon.
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4月 11th, 2009 by

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聖職者として働いたあと、ビジネスコンサルタントとして活躍するベストセラー作家の著者、ジョン・イッツォ氏が、アメリカのケーブルテレビ局バイオグラフィー・チャンネルの番組〈The Five Things You Must Discover Before You Die〉(死ぬまでに知っておくべき五つのこと)の制作を依頼され、周囲の人たちから「幸福な賢人」と見なされている高齢者を探し、最終的に約1000名の中から235人の60歳以上の高齢者に「幸福な人生を生きるための秘訣」についてインタビュー。そして、彼らの言葉から浮かびあがってきた「幸福に生きる秘訣」を、「5つの秘密」としてまとめたものが本書。
人生。
それは、誰しもが考えざるをえないテーマであろう。
誰もが幸福な人生を送りたいと望んでいる。
誰もが自分の人生に意味を見出したいと望んでいる。
もちろん、僕も幸福な人生を送りたいと望んでいるし、人生に意味を見出したいと望んでいる。しかし、望んだからといって、自分で見出さなければならないのだから、難しいことであろう。
内容としては、タイトルに書かれているように5つの秘密が示しているとおりだ。
第一の秘密- 自分の心に忠実であれ
第二の秘密- 思い残すことのないように生きよ
第三の秘密- 愛になれ
第四の秘密- いまを生きよ
第五の秘密- 得るより与えよ
秘密のタイトルだけで、内容も大体把握できるような気がするので、内容については本書を読んでいただくとして、僕が個人的に印象的だったのは、第五の秘密「得るより与えよ」にあった文章である。
この文章を読んだ後、自分で自分の人生の意味を考えたとき、ひとつのヒントが見つかった気がした。それは、次の文章だ。
「じきに、きみにもわかるだろう。きみは何ももっていくことはできないが、あとに何かを遺すことはできるのだ」
たしかに、僕は何ももっていくことはできないだろう。
それは、誰もが同様で、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツといった、どんな大富豪でも持っていくことはできない。
ただ、何かを遺すことはできるだろう。
それは、教訓や教えといったものであるかもしれないし、理念や考え方であるのかもしれない。はたまた、知識や知恵といったものなのかもしれない。
それらの「何か」を遺すということができるということ。
それは、人生の意味を考える上で、ひとつのヒントとなるような気がする。
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9月 28th, 2008 by

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米金融不安は続く。
非情にも、金融収縮が加速することとなり、また、ひとつ大手金融機関が破綻した。
米史上最大の銀行破綻=貯蓄組合大手に業務停止命令-JPモルガンに事業譲渡(時事通信) – Yahoo!ニュース
米貯蓄金融機関監督局(OTS)は25日、経営不振に陥っていた米貯蓄貸付組合(S&L)最大手のワシントン・ミューチュアルに業務停止を命じ、連邦預金保険公社(FDIC)の管財下に置いた。総資産は3070億ドル(約32兆5400億円)で、米史上最大の銀行破綻(はたん)となった。
この金融危機に対して、大量の現金、流動性を保有している投資家は、これを好機ととらえることができる。
たとえば、ウォーレン・バフェットがそうだ。
バフェット氏、原発業界の勢力図塗り替える可能性も
バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ(NYSE:BRKA)(NYSE:BRKB)は、メリーランド州ボルティモアに本社を置くコンステレーションを現金約47億ドルで買収することにより、3つの原子力発電プラントの経営権を取得する。
NIKKEI NET:国際: ゴールドマン、7900億円増資 バフェット氏側5300億円引き受け
米証券大手ゴールドマン・サックスは23日、総額75億ドル(約7900億円)以上の増資を実施すると発表した。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが優先株50億ドル(約5300億円)分を引き受け、残りのうち少なくとも25億ドルは公募増資で普通株を発行する。米政府は金融機関が保有する不良資産の買い取りなどを軸とする金融安定化法案を準備しているが、ゴールドマンは金融不安の再燃に備えて大規模増資に踏み切った。
バークシャーが引き受ける優先株は利回り10%相当の配当が付く。これとは別に今後5年間の間に50億ドル相当の普通株を購入できる権利も取得した。行使価格は一株あたり115ドルと、23日のゴールドマン株の終値(125ドル5セント)を約10ドル下回る。全額が行使されれば増資額は125億ドルに膨らむ計算。
10%の配当がある優先株に加えて、5年間の普通株の買いオプションを行使価格一株あたり115ドルというあたりに、よく言えば、チャンスをうまくつかんだ、悪く言えば、足下を見た、と言えよう。
賢明な行動、態度、姿勢をとり続けていれば、チャンスをつかむことができるのだと気づかされる。
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8月 9th, 2008 by

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現代の世界的大富豪、ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットがネブラスカ大学で学生達の様々な質問に対して答えた内容を収録したもの(文章は日本語に翻訳)。
センゲージラーニングより
目次
The Two Richest Men in the World/二人の大富豪
Friendship & Business/友情とビジネス
Question 1 企業の倫理的指導
Question 2 バフェットの後継者
Question 3 知り合ったきっかけ
Question 4 仕事のやり方
Question 5 次・次世代ビデオゲーム機の展望
Question 6 お金を落としたら
World Class Advice/グローバルな視点からのアドバイス
Question 7 感銘を受けたアドバイス
Question 8 誰にアドバイスを求めるか?
Question 9 できるだけ早く経営陣に加わるには
Question 10 良い習慣、悪い習慣
Question 11 グローバリゼーションの影響
Question 12 過去最悪の失敗
Question 13 大富豪の財布の中身
Changing the World/世界をより良くするために
Question 14 世界をより良く変えるために
Question 15 現代社会の抱える問題点
Question 16 特別な力が持てたら
Question 17 正しい価値観の教え方
Question 18 アメリカの税制について
Question 19 富の分配
Question 20 10年後の自分
Question 21 ビジネス以外の成功
純粋なビジネススキルという感じではなく、人生について、仕事について考えさせられるような包括的な哲学を学びたいのであれば適切な本。
興味深かったのは、「できるだけ早く経営陣に加わるには?」という質問に対するウォーレン・バフェットの答え。
ただ、できるようにしておくといいことがあります。苦手な人は少し時間がかかるかもしれませんが、訓練して、人前でできるだけ楽な気分で話せるようにすることです。これができれば、50年、60年と持ちこたえる財産になります。人前で話すのが恥ずかしいというのは、大きな弱点ですからね。大事な技術です。
このように、ウォーレン・バフェットがパブリックスピーキング、人前で話すことが重要で、長期にわたる財産になると語っていることは非常に興味深い。それだけ高い価値を持つスキルだということだろう。
人生をより価値のあるものにしたいと望む人にとって、色々と得られるものの多い一冊。
31冊目
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5月 10th, 2008 by

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ウォーレン・バフェットの投資法についての早朝勉強会に参加。ウォーレンがこれまで語った教訓について話をしていった。ウォーレン・バフェットは、昔からの家に住み、倹約的なライフスタイルをしている。同じようなライフスタイルで、やりたいことをやれるというのがベストなんだろうなと思った。自分がどのように生きたいのかが問題だろう。
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