シンプルに生きる ドミニック ローホー (著) #152

8月 21st, 2010 by blogown

シンプルに生きる ドミニック ローホー (著) #152

ものを持たない暮らしがテーマのこの本。

この本には、「これはスゴイテクニック」とか「これはスゴイコンセプトだー」とか言うのはない。

けれど、何がいいかというと、それは、ものを持たない暮らしについて、再認識させてくれるからだ。

タイトルにもあるように、シンプルに生きる。
整理整頓がなかなか思うようにいかない自分にとっては、受け入れるべきメッセージだった。

資本主義経済体制下に生きているだけあって、企業の宣伝広告にのせられて、ものを過剰に所有しがちだ。
過剰消費、過剰摂取。
「物質的な豊かさ=富」だという先入観に染められている以上、どうしてもそうなってしまう。

でも、本当は、もっとシンプルにして、本当に必要なものだけを残して、あとはなくしてしまう、手に入れないという選択が良いのだと思う。

そして、本当は過剰であることには弊害がつきまとうということも理解しておくべきだろう。

たとえば、過剰な書類の山があったとすれば、探す時間がかかる。
過剰なものがあれば、スペースもなくなる。
そして、過剰なものに使ったお金は実際には不要なはずで、ムダ遣いだったということになる。

とりあえず、身の回りにあるものから捨てていって、できるかぎりシンプルなかたちにしていこうと思う。

そう思わせられた一冊。

表紙のデザインもシンプルで上品。

シンプルに生きる ドミニック ローホー (著) #152

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中小企業のための経費削減 山田 浩司 (著) #107

9月 15th, 2009 by blogown

本書は、経費削減の本である。
つまり、いかにコストをカットしていくか、ということについて書かれた本だ。

著者は、そのアイデアやテクニックを実践を通して学んでいる。
大手企業との取引を突然解除され、年商の2/3を一度に失い、しかも、ガンに冒され、かつ、通学講座事業という新規事業も赤字に転落する、という状況を乗り越えた経験から学んだのだ。

たしかに、本書は経費削減をテーマに書かれているのかもしれない。
しかし、これは合理的な経営は、どのようなものなのかについて参考になる本でもある。

合理的に経営をするためには、常にコストに目を光らせている必要がある。
何にお金を使っていて、それは合理性のあるものかどうかを確かめ、業務のムダを分析し、削減する。

整理し、合理化する。
不必要なものは排除する。

経費を削減するアイデア・テクニックを学ぶのと同時に、自社の支出を見つめ直すのに有益なチェックともなる。

本書を読み、経費削減で、やれることは色々あると思う。
しかし、一番いいのは削減する前に支出を増やさないように動かしていくことだろう。

中小企業のための経費削減 山田 浩司 (著) #107 You can buy this book on amazon.

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幸せへのステップ―世界一小さなアドバイス アナ クィンドレン (著) #51

9月 10th, 2008 by admin

ピュリッツァー賞受賞作家、アナ・クィンドレンが、自分らしい生き方について書いたのが本書。
著者自身の経験から生まれた言葉をつづったエッセイ。

結局、肩肘張って生きている、完璧を目指して生きている、誰かによく思われようとがんばっている、そんな生き方をしていないだろうか。

著者は、そのような生き方から、その重荷をおろしてしまおう、と言う。

個人的に印象的だったのが次の文章。

以前ある人から送られたTシャツには、「行儀のよい女は歴史を変えない」とありました。歴史を変えないだけでなく、そうした女性はすぐれた弁護士や実業家にもなれないでしょう。完璧な人間は活気にとぼしく、退屈ですらあります。まねすることは無意味です。真に求められるのは、各自のありのままの姿です。

正直に言って、そうとも限らないとは思うが、一般的に「行儀のよい」、人の言うことをよく聞く人は、歴史を変えるようなアクションをとることはできないだろう。

ありのままの姿でいていいんだな、と気づかされる。
肩肘張って生きていくのがつらいと感じる人には最適の一冊。

51冊目

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だれもあなたのことなんか考えていない―他人にしばられずに長生きするための58条 ロジャー ローゼンブラット (著) #48

9月 6th, 2008 by admin

アマゾン:だれもあなたのことなんか考えていない

目次:
なんでもないことです
だれもあなたのことなんて考えちゃいません
悪いことには触れずにおきましょう
敵は無視すること。さもなくば始末すべし
進んで自分にブーイングしましょう
あなたがやったんです
三〇歳をすぎたら、人生を親のせいにはできません
退屈の原因はあなた自身
一時間に一回は神を口にする人‐聖職者を除く‐に近づかないこと
豚ルール〔ほか〕

タイム誌やワシントン・ポスト紙などで活躍するエッセイスト、ロジャー・ローゼンブラットが、実生活に即した人づきあいのコツを紹介した本。

シンプルかつ鋭いことが書いてある。なにより、そのタイトルが強烈な印象を与えている。

「だれもあなたのことなんか考えていない」

まさに、そうなのだ。誰も、他人には関心なんかもっていないのだ。
みんな、自分のことでいっぱいいっぱい。
みんな、自分のことしか関心がない。それが普通なのだ。
他人にどう見られているかなんて、気にする必要はない。なぜなら、誰も関心がないからだ。

そのほかに、面白かったフレーズや文章は、次のようなもの。

退屈の原因はあなた自身
家族やごく親しい友人の他は、あなたの成功を喜ぶ人などいない、という事実です。
だれかに忠告してはいけません。とくに、それがその人のためになると思うのならなおさら

結局、僕にとって本書で印象的だったことは、タイトルに要約される。

「だれもあなたのことなんか考えていない」

誰も、他人のことなんか考えていないのだから、自分が成功したとしても、喜んではくれない。
自分のことのように、成功を喜んでくれるのは、家族や親しい友人だけ。
それは、当然。なぜなら、他人のことなんか考えていないから。

だが、逆に考えてみれば、すっきりしたかたちで今後の行動ができるというわけだ。

誰も、自分のことを気にしていないのだから、自分の好きなように行動すればいい。
誰も、自分の成功を喜んではくれないのだから、期待しないでいい。
誰も、自分のことなんか考えてくれていないのだから、批判されるだけ考えてもらってくれているわけだ。

鋭い指摘だが、実に的を射ている。
「だれもあなたのことなんか考えていない」ので、好き勝手にやろうと思った一冊。

48冊目

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