素敵な暮らしのダイエット―シンプルライフのすすめ エレイン St.ジェイムズ (著), 由布 翔子 (翻訳) #43

8月 28th, 2008 by admin


Amazon.co.jp: 素敵な暮らしのダイエット―シンプルライフのすすめ

目次
1章 シンプルライフとは
2章 どこから手をつけるか
3章 ほんとうに大事なことだけをやる
4章 暮らしを変えるコツ
5章 物を追放する
6章 浪費の習慣を改める
7章 「ノー」と言えるようになる
8章 家事を合理化する
9章 事務処理を見直す
10章 子どもとシンプルライフ
11章 ファッションもシンプルライフ

不動産投資家として1日10時間以上働く、超多忙な生活を過ごしていた著者が、どうやって生活をシンプルにしていったか、について書いたのがこの本。

以前の自分のことを著者は、「事業を順調に伸ばしている典型的な都会のプロフェッショナル」だと評しているが、まさにそのような印象を受ける。

もし、あなたが家族を持っていたり、家事で忙しかったり、やることが多すぎて困ると感じているのであれば、少し立ち止まって考えてみる機会になりそうな一冊。

本書で印象的だった部分としては、

テレビのニュースを見るのをやめる。
テレビは絶対に見ない。
退社後のつきあいをやめる。
新聞を読むのをやめる。
電話は仕事か緊急の場合にかぎる。親類や友人に、向こう1ヵ月間、電話でむだ話はしないと申し渡しておく(つきあいの電話をやめると、毎日どれほど時間が浮き、雑音が減るか、驚くばかりだ)。
雑誌を読まない。
家事は最低限に。

これだけでも、使える時間は増えると感じる。

考え方について、非常に有益だと感じたことがある。
それは、このようなことだ。

24時間というのはけっこう長く思える。
しなければならないことやしたいことを、全部やれるような気になる。
だが実際は、昼間8時間働き夜8時間眠ると、8時間しか残らないのだ。

ふつうの人は、残りの8時間のほぼ半分で、食事の用意をし、食べ、かたづけをし、お風呂に入り、歯を磨き、ネクタイを選び、伝線していないストッキングを探す。そしてもし運がよければ、サイクリングやジョギングや散歩もする。
通勤時間、家事、郵便物の整理、支払い、セックス、つきあいの電話、仕事の電話、犬の餌やり、猫のトイレの掃除、つぎの日の日程の作成といった事柄を考慮すると、テレビをつけたり新聞に手を伸ばしたりする前に、残りの4時間の半分以上は消えている。

そうだ。
ここに時間欠乏症の原因があるのだ。

やりたいこと、やるべきことは山ほどあるけれども、それをすべて行うには、時間が足りないのだ。
しかし、時間は待ってはくれない。
だからこそ、生活をよりシンプルなものにして、必要なことに対して十分な時間を費やさなければならないのだ。

時間について、人生について考えた一冊。

43冊目

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ブライアン・トレーシー 100万ドルの法則 ブライアン トレーシー (著)

8月 7th, 2008 by admin

アマゾンを見ると、どうやら絶版になっているようで、30円からと安く売られているが、価格に反して、価値ある一冊。(本の売れ行きと、本の価値は完全に比例するものではないですから。)

本としては、非常に(厚みが)薄く、文章量も少ないので、さらっと読めてしまう本。

この本に対する批判があるとすれば、

1.文章が少ないこと
2.目新しさがないこと

しかし、この本の価値は批判と表裏一体であり、「基本そのもの」だということだろう。

誰しも、何もせずに、パッとイチローのような野球選手になりたいし、タイガー・ウッズのようなゴルファーになりたい。
しかし、彼らは非常に基本的な練習を習慣にしているからこそ、卓越した業績を残しているという点を忘れてはいけないのだ。
地道に基本を徹底しているからこそ、優れているのだ、と。

だからこそ、何かしらのイージーな解決策を求めている人にとっては、この本は、つまらないだろう。

なぜなら、基本しか書かれていないから。

しかし、それが本質。

僕が個人的に注目した「億万長者になるための法則」としては、

2.目標を紙に書く
目標を明確にしておくと、目標を達成しやすいから。何かワクワク。

5.上位10パーセントを目指す

選んだ分野の上位10パーセントを目指すというもの。目標が高いと、やる気がわく。

8.収入の10パーセントを貯蓄に回す
投資をするにも、元手がいるから。また、本書に「倹約」という言葉が。耳が痛いが、習慣にして衝動買いをなくしたいものだ。

19.すぐ実行する
色々なことを実行して、行動志向になり、人生をもっと楽しみたいものだ。

今後について、色々と考える機会になる。

もし、あなたがベーシックな「成功法則」(「成功法則」と言うと語弊があるような気が。正確に言うと、「よりポジティブに、いい人生を生きるための習慣」といったところだろうか)が価値あるものだと感じられているのであれば、相性がいいかもしれない一冊。

30冊目

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電子メールによる仕事の中断、損失額は年間6500億ドル

6月 20th, 2008 by admin

近年、仕事術系やライフハック系の議論が多いが、ほとんどの事象は緊急度と重要度で判断されるべし、という点に集約される。それ以外は、対処法であり、小ネタにすぎない。米のとぎ汁は掃除に効果的、といった現代版「おばあちゃんの知恵袋」といったところだ。

問題は、いかに無駄なことをせずにすますか、そして、重要な事項をいかに達成させるか、という点にある。

「典型的なオフィスワーカーは、1日に電子メールを50回以上、インスタントメッセージング(IM)を77回チェックし、40以上のWebサイトを訪れる――。これはNew York Times紙の6月14日付の記事で引用されたRescueTimeによる調査結果だ。労働者の効率の調査を行っているBasexによると、企業従業員が電子メールを含む緊急でも重要でもないことの処理で仕事を中断している時間は、1日の中で28%と最も大きな割合を占める。こうした処理から仕事に戻るには時間がかかり、それによる生産性の損失は年間6500億ドルに相当するという。」http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0806/19/news106.html

この問題に関して、好ましくないことは、緊急でも重要でもない処理仕事は人を疲労させるので、仕事をした気になってしまうことだ。つまらない、くだらない仕事を単調にやっていれば、「あー。今日は、仕事したなー。」って具合になってしまうわけだ。

これらの仕事に対して、きちんとした緊急度と重要度によるアプローチで分類すべきだろう。メールの数を減らし、重要性の低い仕事はしなくてすむようにする。くだらない仕事でも、しなければならない場合は、スピーディに済ませてしまう。人生は短い。くだらない仕事で時間を浪費できるほど、時間は余っていない。

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「優雅な暮らしにおカネは要らない」アレクサンダー・フォン シェーンブルク (著)

5月 7th, 2008 by admin

「優雅な暮らしにおカネは要らない」を読んだ。この本で、印象的だったのは、以下の三点。

1.狭いアパートでも、ホテルならジュニアスイート級だ。
その通りだと思った。なんだかんだ言って、いいホテルでも、普通の家の広さに比べれば、狭い。視点が違うと面白い見方ができるのだと思う。

2.旅行は、大金出しても疲れるだけ。
たしかに。旅行に行くと、ゆったりできるわけじゃなく、観光地をパッパッとめぐっていくだけになりがち。あと、個人的には、そこまで観光地に興味はないので。さらに、電車や飛行機などの乗り物に乗ることがまた、ストレスになって疲れてしまう。移動は、体力的にも精神的にもストレスになるので、疲れてしまう傾向にある。

3.ショッピングでワクワクするのは購入直前だけ。
「希望と憧れは、それが満たされるぎりぎりの瞬間に消えてしまう」とドイツの哲学者エルンスト・ブロッホが言ったそうだ。あれほどほしいと思ったものでも、実際に買ってしまうと、それほどうれしいわけではないことに気づいてしまう。その経験は何度もしているはずなのに、また買ってしまう。

「シンプルライフのすすめ」とあるが、たしかに参考にしたい部分が多くあった。
現代社会は、さまざまな過剰に満ち溢れているのだなと思う。

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