なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?志賀内 泰弘 (著) #157

12月 13th, 2010 by blogown

先日、重版が決定しました拙著『30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人、稼げない人』を書く上での調査もあり、成功者と呼ばれるような人には、人一倍会ってきたと思います。

そうしたなかで気づかされるのは、今ある、その成功が一朝一夕に、ある日突然手に入ったものではないということです。

つまり、彼らのほとんどは(もちろん、全員ではないですが)、コツコツと努力や経験、ノウハウ、信頼を積み重ねていった結果、現在に至っているというわけなのです。

「そうじ」と経済的成功の関連性・・・

本書のテーマは「そうじ」であって、経済的成功とは縁遠いような気もします。
しかし、実際にはとても関連性の強いことだといえます。

たとえば、次のような文章・・・

気の遠くなるほどの量があっても、一億から1を引けば、残りは間違いなく9999万9999になる。
そう信じてやるだけだ

コツコツコツコツ・・・
一歩一歩着実に積み上げていくという姿勢。
とても素晴らしい価値のあることだと思います。

人の目の前でポイッとゴミを捨てる人を、あなたは「信用」できるでしょうか。
空缶を車の窓から中央分離帯へ投げ捨てる人。
タバコの吸殻を、舗道に捨てる人。
その人たちは、実は、自分の一番大切な「信用」を捨てているのです。

信頼の積み重ね。
ゴミをポイ捨てする人は信用を捨てている。
反対にゴミを拾う人は信用される価値があります。

日頃の行い、態度ひとつをきちん、きちんとしていると、それを見ている人は評価してくれます。
しかし、そういうところがきちんとできていないと、信用されなくなってしまいます。
全員ではないですが。

そうじて、ひとつひとつの細かいところも、きちんきちんとしていること。
その積み重ねが大きな差を生み出すのです。

そういうことを感じ、回想した本でした。

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知っておくべき貧乏転落の7つのワナ(『私はこうして倒産寸前のオンボロ会社を資金繰り無縁の完全無借金会社に育て上げた』市川 善彦 (著) )#156

11月 5th, 2010 by blogown

今、それなりによい収入を得ていて、それなりの生活をしている人でも、
ささいなきっかけから、人生が転落することがあります。

それなりの生活から、貧乏生活への転落です。

私自身、小学生のときに父が他界したことから、
人生が転落する恐怖にさいなまれた経験があります。
いわゆる「トラウマ」です。

そのトラウマが元で、今回2010年11月30日に
『30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた!稼げる人、稼げない人』
という本を東洋経済新報社から出版させていただくことになっています。

まあ、それはさておき、若い独身男性が人生転落するのなら、
まだ死ぬほど働くという選択肢をとることで、リカバリー(回復)がきくかと思います。
まだまだ、高収入の機会はいくらでもありますから。

ただ、家庭があって、家族がいる状態での人生転落は、なんとしても避けたいものです。
それは、転落してしまうと、離婚したり、一家離散してしまうこともあるからです。
家族の幸せを手放す人生になってしまうからです。

先日、私が読んだ本『私はこうして倒産寸前のオンボロ会社を資金繰り無縁の完全無借金会社に育て上げた』の著者、市川善彦氏は、そういう転落の経験者です。

市川善彦さんの本

市川善彦氏は、中学三年生のとき、
父親の経営する会社が倒産して一家離散することになってしまいました。

進学の道を断念せざるを得ず、自分の道を自分で切り開いてきたのです。
そして、24歳で会社を起こし、資金繰り無縁、完全無借金の優良企業を築いたのです。

この本を読んでいて、とても共感したのが、貧乏転落してしまうワナです。
何もないところで、いきなり貧乏転落するわけでなく、
それなりのきっかけが大抵の場合、存在します。

そのワナを理解しておけば、貧乏転落を回避するのに有益だと思います。
ここで、本書に書かれた内容にインスパイアされた
「知っておくべき貧乏転落のワナ」について、お伝えしていこうと思います。

1.酒

ほどほどのお酒は良薬なのかもしれません。
しかし、行きすぎると破滅を招くことになります。

毎晩のように飲み歩き、居酒屋びたり。
アフターファイブで散財している人がいます。

アルコール中毒になってしまうということもありますが、
何よりお金を浪費してますから、生活費が足りないことも起きてきます。
お金の節制ができないんですね。

こうなると、借金まみれになり、家族に暴力振るう場合も起こり、家族は不幸。
身近に潜むワナのひとつです。

2.女

自分の奥さん(旦那さん)以外の異性と付き合うには、もちろんお金が要ります。
それだけでなく、大抵の場合、その女(異性)に大金を貢ぐことになるでしょう。

もちろん、愛人といったレベルだけでなく、夜の活動が活発になれば、似たような話になります。
夜の活動に精を出すようになると、お金も使うだけでなく、本業がおろそかになってしまいます。

仕事もうまくいかないようになり、散財し、愛人のおかげで離婚。
家庭も仕事も失うことに。

3.バクチ(ギャンブル)

ラスベガスから地元のパチンコ屋まで、バクチ(ギャンブル)することのできる機会は多いものです。

バクチにハマると、本業がおろそかになります。
加えて、依存性が高いので消費者金融から借金してまでギャンブルをすることもあります。
散財し、借金し、仕事をしなくなる
そうなると、転落するのは明白ですね。

4.贅沢病

ブランド品のファッションやバッグ、時計、高級レストラン・・・。
消費がなければ、経済は成り立たないわけで、ぜいたくが悪いわけではない。

ただ、ぜいたくも行きすぎて、分不相応な消費、
稼ぎよりも大きな、過剰なぜいたくが破滅を招く
というわけです。

年収の数倍もある自動車に乗ったり、月収の数倍のブランド品を買ったり・・・。

見栄っぱりな人、金のかかる趣味を持っている人は
特に気を付けないと、贅沢病で転落しかねません。

5.人を見る目がない

人がいいのは、素晴らしいことです。
しかし、人を見る目がないまま、人がいいと、騙されることがあります。
それは、知り合う人がみんないい人だとはかぎらないからです。

世の中には、たくさんの詐欺師が騙そうと手ぐすねを引いて待っています。
うまい話を持ちかけて、信用させて、だまそうとしてくるわけです。

もちろん、詐欺師のように積極的にだまされる場合もあれば、
結果的にだまされることになる場合もあります。

よくわからないのに、借金の保証人になったり、よくわからないまま手形の裏書きをしてしまったり、そうすることで、とんでもない借金を背負わされることになるのです。借金が払えなければ、一発で転落です。

6.勉強しない

人が情報収集する方法は大きく二つあります。
それは、「本を読むこと」と「人に会うこと」です。

どちらも大事なことだと思います。
しかし、そのどちらもしないということは、勉強していないということです。

勉強しなければ、スキルや知識は磨かれません
そうなると、時代に取り残され、あるとき社会から転落してしまうことにもなりかねないのです。今の時代、そういうリスクは少なからずあるのです。

7.真面目に働かない

真面目に働かない人を雇っておく余裕は、どの会社にもないはずです。

もちろん、大企業であれば、多少真面目に働かず、
サボっていたりしていても、クビにならないことも多いです。

しかし、もし、その会社からドロップアウトしたとしたら、どうなるでしょうか?
これまで、真面目に働いたことがなく、何のスキルも知識もない。
そんな人を積極的に雇いたいと思う人がいるでしょうか???

世の中には、会社の不平不満ばかりで怠慢な態度で仕事をしている人がいます。
そういう人は、転落のリスクを抱えているという事実を理解しておく必要があるでしょう。

ここまで、色々と貧乏転落するワナについてお伝えしてきました。

リアルなエピソードを学びたい場合は、金森重樹氏の著書が参考になります。
借金の底なし沼で知ったお金の味 金森 重樹 (著) #140

これらのワナには、事前に対処できることも多いです。
少しでも自分自身を振り返るきっかけになれば、さいわいです。
ありがとうございます。

竹内正浩

他に参考になるページ:

  1. 蓄財研究
  2. 「ふつうの億万長者」徹底リサーチが明かす お金が“いやでも貯まる”5つの「生活」習慣 トマス J スタンリー (著), 本田 健 (翻訳) #123
  3. 私の財産告白 本多静六 (著)#96
  4. 中小企業のための経費削減 山田 浩司 (著) #107

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ピザーラ成功の方程式 浅野 秀則 (著) #124

1月 21st, 2010 by blogown

前回の読書感想文の投稿が12/23で、今回が2010.1.21なので、一ヶ月近く離れて、しかも、年をまたいでいるので、かなりサボった感がある、ひさびさの投稿です。

ブログは更新していませんが、今、流行のtwitterでは、かなりアクティブに動いています(笑)。

竹内正浩のついったーアカウント
http://twitter.com/mashiro777

長い文章を書かずにすむので、やりやすい感が強いですねー。

本書は、『ピザーラ』で有名な株式会社フォーシーズ社長・浅野秀則氏の書いた本。
もちろん、成功本である。

僕が本書で印象的だったのは、淺野秀則氏が600億円企業の株式会社フォーシーズを築き上げるにいたる基礎となる考え方、「目的」「目標」志向についてである。

目的が変われば計画も変わる

実際、その人その人の目的のとり方によって、行きつく先は大きく違ってきます。

同じ会社を経営するのでも、「会社をメチャクチャ大きくすることが、何よりも大切だ」と考える人もいれば、「年に二回、家族で海外旅行へ行き、楽しく過ごすために会社をやっている」という人もいます。「株式公開が命」と思って、頑張ってる社長さんもいるでしょう。

そうした目的のとり方、置き方によって、おのずと「やり方」も変わってくるし、そこへいたる「計画」も変わってきます。

となると、人間まず最初に「目的」を明確にする必要があります。ビジネスマンでも、基本は同じです。

自分はいったい、何を重視しながら働いているのか。あるいは、なんのために働いているのか。その会社で、何をやりたいのか。将来的にどうなりたいのか。

場合によっては、会社は単なる「勉強の場」ととらえ、ノウハウを身につけたらさっさと独立したい、という人だっているでしょう。

目的が明確になったら、その実現に向けて、計画を立てる。
後は実行に移せばよいだけです。

目的もなく、ただその日その日をしゃにむに頑張っている人がいますが、あまり得策とはいえません。この際もう一度、自分自身の「生きる目的」を確認すべきだと思います。

目的・目標志向のタイプであれば、そもそもの設定する目的・目標がすべてを決する傾向にある。

それは、浅野氏が述べているように、目的・目標が違うと、やり方や計画もそれに伴って違ってくるからだ。起点となる目的・目標をベースとして、一直線にその達成・実現に向かうこと、それが目的・目標志向のタイプにとっては重要となる。

次に「三十歳までにベンツに乗るぞ」の続きですが、明確な目標を持つとどうなるか、というと、まず考え方が変わります。

「この夢を実現させるためには、今のような考え方じゃダメだ。自分自身をもっとこう変えてかなきゃいけない・・・」

夢は、人の考え方を変えるわけです。
考え方が変わると、今度は行動が変わります。

前述の、妻が「家を建てましょう」と言った時、私たちは話し合いました。
「うーん、このやり方じゃマズいな。だったらこうしよう」

「それぞれが人の三倍働けば、二人合わせて六倍になる。そうすればきっと、普通の人の倍ぐらいの人生は歩めるかもしれない。それを信じ、とにかくやってみよう!!」

行動が変わると、今度は人生がかわります。
何かを信じ、その目標に向かっていくことによって、目の前に昨日とまったく違う、新しい道が開けてくるのです。

人生が変わると、最後には運命まで変わります。
よく人は、「自分は運が悪い」と言いますね。

それは決して、運が悪いのではない。
「自分次第で運は変わる」と思わない、その自分がいけないのです。

夢をみない。夢を持っていない。
そもそも運が悪くなってしまった出発点・原因はそこにあります。

しつこいようですが、人間、自分の運命は変えられます。
私が若い人に言いたいのは、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」ということです。

もうひとつ、本書で明らかになっているのは、目的・目標志向のタイプの「思考様式」とこのタイプの「キーファクター」である。

まず、「思考様式」としては、明確な目標を持つことで、状況が極めて明確に把握できる。
その後、状況と目標を参照しつつ、目標のブレイクダウン(落とし込み)を行う。
浅野氏の場合、「家を建てる」という目標であったが、そのブレイクダウンの結果、「人の三倍働く」という行動計画を立てるにいたったわけだ。

次に、このタイプの「キーファクター」。
それは、彼のアドバイス、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」ということだ。

目的・目標志向のタイプは、どのような目的・目標を持つかで、人生が大きく変化する。
だからこそ、浅野氏は、「自分に蓋をするな」「メチャクチャでかい夢を見ろ」と言うことで、起こりがちなメンタルブロック・メンタルバリアを解き放つのだというメッセージを伝えているのである。

思いっきり、分析的な感想文となってしまいました。。。

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成功の9ステップ ジェームス・スキナー (著) #97

5月 26th, 2009 by blogown

経営コンサルタントと成功コーチで、「7つの習慣」を日本に紹介した著者ジェームス・スキナー氏が、成功について書いたのが本書。

本書で特に印象的だったのは、「ほとんどの人が夢を実現できない理由」について書かれた部分だ。

ほとんどの人が夢を実現できない理由は、意味のない気を紛らわすだけの活動に自分の集中力を浪費しているからだ。

新しいスキルの体得、外国語の勉強、微分学などを学ぶかわりに、漫画や、有名人がどこの誰とデートしたのかを報じる雑誌やテレビ番組を見て、気を紛らわしている。

大切なプロジェクトに取り組むより、机を整理したり、送られてきたDMに目を通したり、事務所内を歩き回ったり、インターネットを見たりして、気を紛らわしている。このような人たちは、夢を実現するための行動を避けるためなら何でもするように見える。

本当に大事なことから、目をそむけて、現実逃避してしまうことはよくある。

学生時代であれば、「試験前に部屋を掃除し始めると止まらない」現象や「だいぶ昔のマンガを読み始めると止まらない」現象が起こった。これらは、すべて重要事項からの逃避行動である。

なぜ、ぼくたちは、重要事項から逃避してしまうのだろうか。
実際問題、重要事項に立ち向かった場合、逃避するほどのことでもなかったことによく気付く。

つまりは、大した問題でもないのに、先延ばししてしまうのだ。

これらの現実逃避が起こる理由は、ぼくにはよくわからない。
しかし、この現象、症状への対処法は、わかる。

それは、一歩踏み出してみることだ。

重要事項における行動をひとつ、小さなものでもかまわないので、少しやってみる。
一歩踏み出してみると、ノリ出してきて、次の一歩が容易に踏めるようになる。

一歩、二歩と踏み進めていくと、だんだんノッてきて、ついには大きな行動に至るというわけである。

「ほとんどの人が夢を実現できない理由」、それはよくある現実逃避。
重要な事柄・重要な行動から、逃げまわっていること。

大事なのは、重要事項に立ち向かう意思なのだと感じる。

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