【本書の概要】

投資家として日本やアメリカの企業を1000社以上分析し、ビジネスマンとして2000冊以上の本を読み、会社を立ち上げ、経営者として活動した経験を持つ、「企業研究オタク」と周りから呼ばれる経営コンサルタントである著者、竹内正浩が、スターバックス、マクドナルド、帝国ホテル、ヒルトン・ホテル、F1ビジネス、SAP、ウォルマートといった実際の企業をいくつも例にとりながら、ビジネスの儲けのカラクリやビジネスモデルについて述べた上で、経営上、利益を獲得するための6つの戦略について紹介。

本書の特長は、ビジネスの「裏の顔」を知ることができるという点。
「裏の顔」とは、どういうことかというと、表面的な姿とは違う、知識がなければ見通すことのできない姿のことです。

たとえば、帝国ホテルは部屋を貸し出すことでビジネスをしているように見えます。しかし、実際には利益の60%を不動産(ホテルタワー)賃貸業で上げており、実質的にはホテル事業というより不動産事業という側面が強いといえます。また、世界的に有名なヒルトン・ホテルも、利益の40%程度をブランドや運営ノウハウの提供といった知的財産管理業であげています。このように実際の具体例をいくつも挙げながら、自社に応用して、利益を獲得できるように、ビジネスにおける利益のポイントについて解説しています。

【目次:「コーヒーとサンドイッチの法則」】

第1章 忙しいのに、儲からないのはなぜか?(顧客収益性戦略)
気の優しいクマと性悪なキツネ/顧客の収益性にまつわる3つの法則/「お客様は神様」の間違い/忙しいけれど、儲からない税理士の秘密/顧客の収益性が議論されない理由/顧客の収益性が異なる3つの原因/たった10%や20%の顧客が大きな影響力をもつ/ギャンブル業界とマクドナルドの共通点/損する顧客を儲かる顧客へ変える3つの方法/最後にすべきこと「顧客をクビにする」

第2章 仕事をしなくても、儲ける人がいるのはなぜか?(顧客維持戦略)
ほとんど仕事をしなくても、大きく儲かっている経営者の秘密/英雄と平凡な男/満足している顧客の4つの特徴/既存顧客が企業の利益に与え3つのインパクト/顧客流出と新規顧客獲得の悪循環/顧客維持率を高める4つの方法

第3章 同じ車なのに、グレードが複数あるのはなぜか?(製品ライン戦略)
松竹梅の製品ラインが、利益の違いをもたらす2つの理由/ランチの松竹梅、その儲けのカラクリ/インテルの儲けの裏側をのぞき見る/クライスラーが製品ラインで大儲けした理由/効果的な製品ラインを構築する4つのステップ

第4章 ホテルは、客に部屋を貸すことだけで、儲けているわけではない?(範囲の経済戦略)
コーヒーとサンドイッチの法則/範囲の経済とは、何か?/範囲の経済が、利益や仕事量の違いを生み出す3つの理由/範囲の経済が活用できるかどうか、資源を分析する/内向きの資源/外向きの資源

第5章 保険引受で赤字の保険会社が利益を出せるのはなぜか?(キャッシュフロー戦略)
倒産をはじめて意識したときの話/ビル・ゲイツですら現金を大切にする/キャッシュフローの悪化がもたらす3つの悪影響/キャッシュフローをよくする3つの戦略 

第6章 なぜ、多くの会社が、よく提携をするのか?(戦略的提携)
14歳で学校を中退した男が大富豪になれた最大の理由とは?/シンプロットの第一法則/シンプロットの第二法則/戦略的提携を最大限に活用するための4つの方向性

【著者プロフィール】

竹内正浩(たけうち まさひろ)・経営コンサルタント。
1981年福岡県生まれ。九州大学在学中より株の研究を始める。2004年同大学経済学部卒業。日本市場やアメリカ市場での株取引を通して100%超の投資収益率を生み出す。アメリカの経営コンサルタントの日本におけるライセンス権を獲得。06年、(株)レブドラを設立、代表取締役に就任。経営者教育を行なうと同時に、30社以上のクライアントに対して、経営戦略を中心として、マーケティング、営業等の戦略策定のコンサルティングを手がける。07年、同社を売却。現在、独自の経営戦略論を構築しながら、経営コンサルタントとして活動中。これまで2,000冊以上のビジネス書を読破。ソーシャルベンチャーに対しコンサルティングを行なう産学連携NPO、イノプレックス顧問。
http://www.takeuchimasahiro.com/

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