| 光と闇(見えないものを見る方法) November 2007 |
光と闇(見えないものを見る方法)物事には「光」と「闇」がある。多くの人は、実際に当事者にならなければ、それを理解することはない。 そのことに気づいたのは、僕がマスタングというアメリカ車を購入したときだった。 マスタングは、ヘンリー・フォードで有名なフォード・モーターズで誕生した、アメリカでは有名なスポーツカーだ。 僕はこの車がかっこいいと感じて購入した。 しかし、僕がこの車を買って生活していくにつれて、一見、望みを叶えた僕の幸せの裏には実際には同じくらいの「闇」がひそんでいたことに気づいたんだ。 マスタングは、無駄に排気量が大きいために高い税金を支払う必要があった。 それは、運転する以前の問題だったのだ。 さらにこの車はアメリカ車だったから、左ハンドルでセンターラインが見えないという不便さがあった。 センターラインを右のミラーで確認しつつ運転しなければならない。 また、左に運転席があるから、対向車との車両感覚がわかりづらく、絶えず事故しないように気を使う必要があったのだ。 そのことは、同時に右ハンドル車ベースに作られた日本のインフラとの不適合を意味していた。 たとえば、駐車場に入ったとき、駐車チケットを発行するのは、大きなところや高級なところ以外では、右側だ。 だから、わざわざ助手席に乗り出すか、一旦車から降りて、チケットを取りに行く必要があることを意味していた。 それは、マクドナルドのドライブスルーでも同じだ。 そして、マスタングは大陸的なアメリカ車そのものだったため、ガソリンは食うわ、直線は強いがカーブには弱い、 大型で車庫入れが困難だという欠点ともチャームポイントとも言うべき点がたくさんあった。 こうして、僕はマスタングからいろいろなことを学ぶことができたのだ。 このように、物事には「光」と「闇」がある。 普通、(そう「普通」に)華やかな姿の裏側には、暗い「闇」がひそんでいる。 しかし、一見したところでは、そのことに気づくことはない。 光ばかりが見えて、うらやましがるものだから。 そこで、ここでは「光」と「闇」について、現実を少し垣間見てみようと思う。
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