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お得にANAマイルを貯めて国際線ファーストクラスに乗る方法【陸マイラー・完全版】

突然ですが、ファーストクラスで海外旅行したことありますか?

僕はあります笑

と言っても、かなり前の話なので大したことはないのですが、自腹で大金使って、、、ではなく、ほぼ無料でした。

当時は燃油サーチャージもなくて。今は無料の特典航空券使っても燃油サーチャージで課金されるので辛いですね。

さて、お金をあまりかけずに、お得にANAマイルを貯めてファーストクラス国際線に乗る方法があるとしたら、知りたいですか?

弊社社員に聞いてみました。

ファーストクラスで海外旅行したことある?
いや、ないです
乗ってみたい?
はい!乗ってみたいです
まあ誰でも乗れると思うので、教えるからやってみて

そうやって弊社社員にけしかけまして、ANAマイルで国際線ファーストクラスを格安で乗って海外旅行してくる遊び企画を考えまして。

ここではその全体像と細かいノウハウや彼がやったことなどをまとめていきたいと思います。

ANA国際線をマイルでタダ旅行ノウハウについて

ANA国際線をマイルで特典航空券使った海外旅行ですが、燃油サーチャージがあるので完全に無料はできないです。

加えて無料チケットなので、枠が少ないです。

僕の場合、家族が5人なので、マイルを使った特典航空券でビジネスクラス、ファーストクラスと思っても、特典航空券の枠がないので使えないです。

実質的にはエコノミークラスで安く海外旅行に行くノウハウになります。

具体的には義理兄がカナダ在住なので、カナダ旅行に使うイメージです。あとは僕個人のぶらり一人旅かな。

ただ、独身やカップルくらいだと、ビジネスクラス・ファーストクラスも行けなくもないかな、と。ファーストクラスは1人だけかもしれませんが。

それで僕個人としては最早、一人旅するときに使うか、家族旅行を安くするノウハウですが、社員は独身の人がいますので、独身の彼なら一人でファーストクラス行けます。

ノウハウは同じです。

そういうわけで、お得にANAマイルを貯めて国際線ファーストクラスに乗る方法をまとめていきます。

ファーストクラスに必要なマイル数

そもそもANA国際線でファーストクラスが用意されている路線は限られています。

具体的には下記の通りです(2024年時点)。

  • 羽田-ニューヨーク
  • 羽田-シカゴ
  • 羽田-サンフランシスコ
  • 羽田-ロンドン
  • 成田-ニューヨーク
  • 成田-シカゴ
  • 成田-サンフランシスコ
  • 成田-ホノルル

東京-アメリカ、東京-ロンドンというイメージです。

それでざっくり何マイルくらいあれば、ファーストクラス国際線特典航空券できるかというと、ざっくり165,000マイルくらい(羽田ーロンドン間)です。

なので、いかに165,000マイルを貯めるかというゲームになります。

飛行機に乗ってマイルを貯める

最もスタンダードなANAマイルの貯め方はANAの飛行機に乗るという方法です。

スタンダードなのですが、あまりマイルがガンガン貯まるわけではないです。

会社経費でビジネスクラスをバンバン乗っている人はそうやって貯まるかもしれませんが、一般的には難しいでしょう。

陸でマイルを貯める

陸でマイルを貯めるには

  1. クレジットカードでお金を払いポイント還元
  2. クレジットカード発行ボーナスを得る

というのが基本戦略になります。

基本戦略の方法論は後述していくとして、まずは受け皿を作らないと、話が進みません。受け皿、つまり、事前の準備が必要になります。

マイルの受け皿づくり、具体的な行動ステップ

陸でマイルを貯める人のことを「陸マイラー(おかまいらー)」と呼びます。陸サーファー(おかサーファー)から由来しているようです。

それで具体的に何をしたらいいか、ですが、最初の具体的なステップは「マイル(ポイント)を貯める受け皿をつくる」ことです。

「マイル(ポイント)を貯める受け皿をつくる」ための具体的な行動は下記になります。

  1. マイ友プログラムでANA visa nimocaカードをつくる
  2. ハピタスを紹介で開設
  3. 証券口座なかったら、SBI証券口座を開設する
  4. ハピタスのポイントをマイルに交換するルート( nimocaルート)

マイ友プログラムでANA visa nimocaカードをつくる


ANAのマイレージ会員の紹介プログラムでマイ友プログラムがあります。これを利用すると、少しですが、紹介した人も紹介された人もマイルが貯まります。

紹介プログラム利用で、クレジットカード作成したら、マイルが貯まる仕組みです。貯まるマイルの量は作成するクレジットカードのクラスによって異なります。

マイ友プログラムの登録は、クレジットカードの発行申請をする前に済ませてください。

申込者情報登録用URL https://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/mgm/regist/
紹介番号 00107001
カナ氏名 タケウチ マサヒロ

下記ボタンのリンク先に「さっそく登録する」の項目に「登録ページ」のボタンがあるので、そちらからマイ友プログラムの登録を行なってください。

さっそく登録する

ハピタスを紹介で開設

無料で入会できて、ポイントが貯まるサイト「ハピタス」。
こちらのポイントを70%のレートでANAマイルに交換できるようになります。なので、このハピタスで地味にポイントを貯めておくと、最終的にANAマイルにできますから、お得です。

ハピタスの口座開設の際は紹介プログラムを利用したら、お得です。

下記リンクから、ハピタスのアカウントを開設すると(2024年時点)キャンペーン期間中に掲載広告を利用して合計 1,000pt以上貯めると1,500pt貯まります。

ハピタスに登録する

僕も500ptくらいもらえるので、お互いハッピーです。

僕はハピタスを使って、変なモニターになったり、数ポイントのために個人情報を売るようなことはしておりませんでして。

主にヤフーショッピングや楽天市場で買い物をする時に、ハピタス経由(リンクをクリックするだけ)で1%ポイント還元されるので、10,000円の買い物で100ポイント(70マイル相当)が貯まります。

なので、長期的に長く続けていくと、それなりのポイント(マイル)が貯まります。マイルの受け皿としてはいいですね。お金がかかりませんし。

ハピタスの口座開設する

証券口座なかったら、SBI証券口座を開設する

ハピタスに口座を作ってから、まずしてほしいと思うことが、証券口座開設です。

僕は長期的な資産形成のためには、株式投資をするべきであると思っています。そのための第一歩が証券口座開設です。

証券口座はまずはSBI証券がいいと思います。

ハピタスでSBI証券口座開設すると、キャンペーン状況次第ですが、7,000ポイントとかもらえたりします。4,900マイル分です。結構、大きいです。

陸マイラーをするにせよ、しないにせよ、投資はしたほうがいいので証券口座を開くことになると思うのですが、どうせ開設するなら、ポイントもらったほうがいいので、ハピタス経由でSBI証券口座開設したほうがいいです。

ハピタスのポイントをマイルに交換するルート(nimocaルート)

ハピタスではクレカ発行やら、証券口座開設やらで、ポイントが貯まるとは思うのですが、かといってポイントはポイント。マイルではないです。

ポイントサイトのポイントをマイルに変換しないといけないです。

そこで、ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換するルートがいくつかありまして、その中で僕が使っているルートが「nimocaルート」と言います。

「ANA Visa nimocaカード」を経由してANAマイルに交換するルートのことです。

マイル獲得基本戦略1:クレジットカードでお金を払いポイント還元

それではここからは、マイル獲得の基本戦略について解説していきます。

基本中の基本が「支払いは全てクレジットカードにする」です。

クレジットカードでお金を払いポイント還元してもらうことになります。ポイントの額は小さく、爆発力はないですが、細く長くコツコツと貯まります。

大体、1%の還元率になります。100円で1ポイント(1マイル)くらい。10,000円使ったら、100マイル貯まります。

165,000マイルだと、16,500,000円(1650万円)も使わないと、貯まりません。かなり難易度が高いですね。

50万円使ったとして、5,000マイルです。やはりハピタスとかで、地味に10,000マイルくらい獲得するイメージでしょうか。

あとは入会時のボーナスで2,000マイルくらい獲得かな。

普通にしていくと、17,000マイルくらいが貯まるイメージ。

マイル獲得基本戦略2:クレジットカード発行ボーナスを得る

マイル獲得の基本戦略の2つ目が「クレジットカード発行ボーナス」です。

クレジットカード発行ボーナスはクレジットカード発行時にキャンペーンなどで大量のポイントが得られる方法です。

ポイントの額は大きく、爆発力があります。実際上は1-2枚のカード発行で国際線ファーストクラスが可能になります。

クレジットカード発行ボーナスは爆発力があるのですが、1枚につき1回かぎりなので「何度もファーストクラス」となるとハードルは高い方法かなと思います。

「何度もファーストクラス」をする場合は色々な組み合わせです。

日々の支払いをクレジットカードで行い、ポイントを貯めます。時に爆発力あるクレジットカード発行で大量のポイントを獲得。ポイントサイト(ハピタスのような)を使ってコツコツ貯めたり。

何年かかけると、165,000マイルが貯まってロンドンにファーストクラス往復できる人もいるでしょう。

ただ、その人の日常支払い金額にもよりますし(お金使わない人はポイント貯まりにくい)、ANAマイルメインではなく、ホテルメインな人もいます。

ちなみに、ホテルメインの場合は高級ホテルの無料宿泊特典がある「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」がオススメ

僕個人のメインカードがこちらです。ポイント還元率も高いので万能選手です。

とりあえずファーストクラス乗ってみる場合

とりあえず1回国際線ファーストクラスに乗ってみる場合は

クレジットカード発行ボーナス
  • ANA アメックスゴールド(110,000マイル)
  • アメックスゴールドプリファードカード(120,000ポイントだが年間40,000マイル交換上限)

とりあえず1回国際線ファーストクラスに乗ってみる場合は、この2枚のカードを順次発行がいいのではないかと思います。わかりやすいですし。

ただ、決済金額が結構、必要になりますから、上半期にアメックスゴールドプリファードカード、下半期にANAアメックスゴールドを発行して決済していくのがいいかもしれません。

2024年3月時点でのお得なキャンペーン状況から考えての結論です。

大型キャンペーンの状況によっては別のカードがお得な場合があります。

あと、クレジットカードをいきなり2枚発行だと信用調査でカード発行できない場合もありますのでご注意を。

ANAアメックスゴールドは発行時ボーナスで110,000マイル獲得できます。

アメックスゴールドプリファードカードは発行時ボーナスで12万ポイント以上を獲得できる機会になってます。ただ、ANAマイルへの交換は年間4万マイル(1ポイント=1マイル)なので、12万マイルを交換するのに3年かかるので、これだけではすぐに使えないですね。

最大のハードルは決済金額

クレジットカード発行ボーナスの最大のハードルは決済金額です。

3ヶ月間で100万円とか150万円とか求められます。普通に考えると、なかなかキツいので最大のハードルです。

法人を所有していると、納税などで決済金額を稼ぐことができるのでいけそうですが、一般的には難しいです。

とりあえず大きな買い物するタイミングに合わせるか、固定資産税とか大きめの支払いに当てるとかでしょうか。

最も多い決済金額を増やすパターンはAmazonギフト券

Amazonギフト券を買うなどもアリです。

支払いの前払いというかたちで一気にAmazonギフト券を買って、以降数年で使うというイメージです。

とはいえ、不要な支払いをして決済金額を水増しするのは本末転倒な感じなので、ここでやるかやらないかが分かれるような気はします。

Amazonギフト券を買うリンク

クレジットカード決済のコツコツ日常支払いでポイント貯める

日常の支払いをクレジットカードで支払うことでポイントが貯まります。

ANAアメックスゴールドも、アメックスゴールドプリファードも、100円で1ポイント(マイル)が還元されます。地味にマイルが貯まる仕組みです。

ただ、アメックスゴールドプリファードは「スターバックスカードオンライン入金で20%キャッシュバック」

Amazonなどで年間上限50万円購入までですが、100円で3ポイント貯まるという強ポイント還元があります。Amazonで50万円支払うと、15,000マイル貯まるわけです。結構、大きいです。

ちなみにAmazonだけではなく、ヤフーショッピングなどなど、条件に合う加盟店であれば3ポイント貯まるカードになります。

まとめ

まとめますと、1回だけ国際線ファーストクラス乗るなら、比較的可能性は高いです。「マイル獲得基本戦略2:クレジットカード発行ボーナスを得る」を選んで、上述の2枚のクレジットカードを発行してボーナスを受け取るだけ、ですから。ただ、決済金額がハードルでしょうか。

その一方で、より大きなマイルを必要としたり、何度もファーストクラスに乗っていくのであれば、戦略を強化しないと厳しいように思います。

日々の支払いをクレジットカードで行い、ポイントを貯めます。時に爆発力あるクレジットカード発行で大量のポイントを獲得。ポイントサイト(ハピタスのような)を使ってコツコツ貯めたり。時間をかけて、機会を伺って、というスタンスでしょうか。

ここらへんは各人のライフスタイルにもよりますから、何度もファーストクラスが実現する人としない人にも分かれてしまうような気はします。正直に言って。

とりあえず、1-2回くらいANA国際線ファーストクラスの旅はクレジットカード発行時のボーナスでいけてしまうことは事実ですから、クレジットカード発行は慎重に、きちんと調べて発行したほうがいいです。