中国の古都・開封。
11世紀から12世紀にかけて世界最大級の大都市でした。
東京開封府と呼ばれた古都(首都)です。
ただ、実際の当時の街並みは黄河の氾濫によって地中に。
埋もれている街の上に明代の都市が出来上がりまして。
さらにそこも黄河の氾濫で地中に。
そうして、現在の開封がその上にできています。
なので、高層ビルを建てるのも難しいということで、発展が遅れているそう。
開封の観光スポットとして有名なのは「清明上河園」。
ただ、そこは実際は再現テーマパークなので僕は行ってません。
僕が行ったのは歴史的な価値のある「繁塔」と「鉄塔」「大相国寺」の3か所。
一応、龍亭公園も行ってますけど。
今回は「鉄塔」をご紹介!
鉄塔公園@開封の概要
開封にある鉄塔は1049年の創建。
1000年以上の歴史がある塔です。
開宝寺塔とも呼ばれます。
高さは55m。
基礎部分はやはり黄河の氾濫で埋もれてしまっているそう。
レンガ造の仏塔。
外壁に瑠璃レンガを用いていることで、錆びた鉄のように見えるので鉄塔と呼ばれているそう。
このレンガにも、仏像などのレリーフがあって、凝っています。
鉄塔公園の入場料は40元(約660円)。
鉄塔にも登ることができて、ただし別料金。
鉄塔の登る料金は20元(約330円)。
「天下第一塔」つまり、中国最高の塔と呼ばれています。
これは現存する塔のなかで、一番高く、歴史が長く、きれいに保存されているからみたいです。
実際に鉄塔の内部を登ってみました
鉄塔内部はすごく狭いです。
大人一人が登るのがやっと。
僕のときは上に1人だけ登っている人がいました。
降りてきたときは、窓のあるところにスペースがあるので、そこで待機。
2人は通れません。
正直、きつい。。。
55mということで、なかなか高い。
ただ、途中も仏像などのレリーフがあったりと、芸術性が感じられて感銘を受けます。
1000年以上前の塔なので、数々の歴史的な人物もこの塔を登ったと考えると、なかなか思うところがありますね。
それで実際に登った感想としましては、、、
・・・・・すげーいい。
これはすごい。
この鉄塔が人気になったら、おそらくは登れなくなります。
もしくは人数制限でしょう。
行きかうことができないので。
今なら、あまり人気ないみたいなので、登れますので、どうぞ。
最上部には仏様がいます。
見晴らしもいい。
鉄塔公園までの行き方
僕は時間がなかったので、滴滴出行を使いました。
タクシーでもいいかもしれません。
バスも出ているようです。
ただ、タクシー代もそんなに高くはないので、
タクシーか滴滴出行でいかれることをおすすめします。