ゼロから億万長者

まず、バランスシートをつくれ

お金持ちになりたいと思った時に、まずはじめにすることは何かというと、いろんな意見があるとは思うんですけれども、僕個人の見解ではバランスシートを作ることだと思っています。

バランスシートとは何かというと、貸借対照表というもので、持っている資産と負債、純資産、これらの項目を書いていくことです。

記録をつけると、お金は増える

個人のバランスシートを作るということが何が大事かというと、今現状どういう感じなのかというのが分かるのが大事かなと思っています。

今現状、どれくらいの純資産があるのか、これまでどのように推移していったのか、を把握することが大切と考えています。

僕は「記録をつけると、お金は増える」と思っています。

まず、最初にすべきことは「現状把握」だと考えます。

どういう仕事でもそうだと思うのですが、現状を把握できていないと、何もできません。手の打ちようがないわけです。

病院に行った際、ドクターの方は問診すると思います。状況把握のためです。同じことです。

現状把握したら、わかることもあると思います。

実はあふれんばかりの資産を持っていたとか、実際はあんまり資産がなかったとか。

結果が悪かったとしても、嘆く必要はありません。現状把握できると、問題は解決に向かうからです。

バランスシート作ると、なぜかお金が増えていく

自分のバランスシートを作ると、現状把握できます。問題点も見えてくることがあります。

そうやって問題自体の認識・現状認識ができると、良い方向に向かいます。具体的には純資産が増えていくわけです

バランスシートを月次くらいで作成するのがベストと思うのですが、実際は難しいでしょうから、せめて金融資産残高くらいは月次でトラッキングしておく必要があります

月次が難しい場合は年次です。年次・月次で定期的にバランスシートないしは金融資産残高を記録していき、更新していくと、資産がどうなるかって言ったら、だいたい増えると思います。無意識的に増やそうと思うんでしょうね。

個人のバランスシート

個人のバランスシートで言えば、そこまで項目はないと思います。

20代男性のバランスシート例

20代であれば、大した資産もないでしょうから、現預金、定期預金と投資してたら株式くらいでしょう。後は多少の何かしらの財産、例えば、バイクとか車とか。

参考までに手書きで僕がイメージで書いた20代男性のバランスシートが下記になります。

非常にシンプルで、項目も少ないです。借金をしていることも少ないと思います。

ただ、大学進学で奨学金を借りていたら、結構負債が大きいです。実質的には債務超過の状態です。

30代・40代夫婦のバランスシート例

3、40代になってくると、バランスシート上に不動産が出てくる可能性が高まります。

住宅を取得するからです。住宅ローンで住宅を買ったら、不動産として土地・建物の金額が結構増えます。同時に負債の部分で住宅ローン(長期借入金)が増えるという形になります。

参考までに手書きで僕がイメージで書いた30代・40代夫婦のバランスシートが下記になります。

ここでの不動産の価額は本当は時価評価で記載したほうがいいと思います。

例えば、取得価額が土地代2500万円として、10年後に3500万円になっていたら、記載は3500万円でしたほうがいいです。

反対に価値が下がっていたら、時価評価で減損したほうがいいです。建物3000万円で、10年後に2000万円なら記載は2000万円にしたほうがいいです。

バランスシートについての詳しい解説は企業会計での情報がYouTubeとかに上がっていると思いますので、さらっとご覧なられましたら、理解されるのではないかと思います。

細かい項目について

例えば、借入金は、その銀行から出される借入金明細書、返済予定表とか、それを見れば簡単です。

じゃあ例えば、車はどうでしょうか。

自動車の時価評価

自動車は本当は時価評価したほうがいいです

車はリセールがいい車、悪い車に分かれます。要するに、結構、時価評価すると、資産金額がブレるのです

買った金額が600万円でも、売ったら150万円になるようなBMWみたいな車もありますし、買った金額が500万円くらいで、このタイミングだったら450万円で売れますよ、みたいなランドクルーザーのような車もあります。

ランクル、アルファードだったら、実質格安で乗れる説を解説+実証実験してます結構前の話なのですが、車をお得に乗る方法というテーマの話をYouTubeだったり、ウェブ記事だったりで見ました。そのときは「ふーん」とい...

車の時価評価をされる場合は「バディカダイレクトのLINEでの簡易査定」をお勧めします。僕は結構、車のリセールを気にしているほうなのですが、大体の車買取サイトで査定すると、めちゃくちゃ電話かかってきます。

ただ、この「バディカダイレクトのLINEでの簡易査定」をしても営業はほぼかかってきません。簡易査定なので、正確性は低いですが、ざっくりと把握するにはいいです。LINE登録してから、進める感じです。

ちなみに、僕はバディカダイレクトから、一円もいただいていないので、直接検索されてLINE登録されて査定されてください。

預金や株式の場合はサクッとできます

預金と株式くらいしかないよ、という場合は簡単です。

銀行預金のアプリがあったりするので、それでログインして残高をメモ。

株式の場合は証券口座にログインして、残高をメモ。それらを足して、エクセルや手帳にメモ。

これらの金融資産残高の資産推移をトラッキングすることだけでも、結構改善効果はあるように感じています。

まとめ

僕は「記録をつけると、お金は増える」と思っています。

ですから、もし、あなたが「直近でいくらくらいの資産で借入はいくらで純資産はいくらですか?」と聞かれたとして、資料をみて答えられるのであればOKです。

ただ、資料もなく、なんとなくのイメージでの回答であれば、一度、バランスシートを作ってみてはいかがでしょうか。

バランスシートを作ることにお金はかからないです。手間はかかりますが。

お金がかからないのですが、「記録をつけると、お金は増える」ので、なぜかお金が増えます。

チャレンジされてみてください。