富を築く

億万長者に共通する性格みたいなものはない「落ち着いた良い人」というわけでもない

お金持ちに対して、どんなイメージがありますか?

「金持ちケンカせず」みたいな言葉だったり、「金持ちは余裕がある」といった言葉もありますし、その一方で、「金持ちは悪いことして金持ちなった」とか「金持ちはいじわる」みたいなイメージもあります。真実はどうなのでしょうか?

一般的には「ハロー効果」という言葉があります。

「ハロー効果とは、ある対象を評価するとき、その一部の特徴的な印象に引きずられて、全体の評価をしてしまう効果のこと」だそうで、後光効果という、バイアスですね。

要は「金持ちになれるくらいスゴいんだから、何してもスゴいんだろう」という印象です。

ただ、実際はそうではないです。

そういうわけで、真実から述べさせていただきますと、『億万長者だからといって「落ち着いた良い人」ということでもない』です。

先日、2000-3000億円くらい資産ある人の講演会に行きまして

先日、2000-3000億円くらい資産ある人の講演会に行きました。

勝手な僕の受けた印象ですけれども、「昔から変わってないっぽいな」でした。

「三つ子の魂百まで」という言葉があります。

3歳の子供のころの性格は100歳になっても変わらない、という意味で、性格は一生涯変わらない。

それは真実なのだと感じました。

1000億円資産があっても、若い時代のスタイル・性格と年老いた時代のスタイル・性格はぱっと見違うようでいて、その実、ほとんど変わらないです。

人は変わらないですね。

僕の体験談

僕個人の体験談ですが、個人的には「お金持ちになったら、余裕が出てきて穏やかな良い人になれるんだろうな」と思ってました

実際はどうかというと、結局は性格は変わらないですね

資産推移に比例して変わったものは特にないですね。

消費性向については、つまりは支出・浪費については資産増加ではなく、収入増加のほうが影響が大きい印象です。

ストックの増加は高額商品である、車や住宅の取得には影響があるでしょうが、日常的な浪費においてはフローである所得の増加のほうが影響を与えていると感じました。

性格については短気で負けず嫌いで、正義感が強くてキレやすい性格なのですが、まあ変わらず同じです。

自己分析すると「仕事はできるが、人間はできてない」といったところでしょうか。

億万長者と性格は相関関係はない

そういうわけでオチとしては「億万長者と性格は相関関係はない」ということとなります。

僕もこれまで色々な億万長者を見てきましたが、もちろん傾向はあります。

大きな事業をしていない億万長者は質素倹約系の人が多いです。

大きな事業をしている億万長者は浪費家が多いです。

また、性格のものすごく優しいgive体質な億万長者もいれば(少ない印象)、性格の悪い億万長者も多いですし、気の荒い億万長者も多いです。

「億万長者になるのに、この性格が正解である」ということはないです。

あったら教えていただきたいですね。

人が悪くても、性格悪くても、ひどい人でも、億万長者にはなれます。

人格は特に関係ないという感じですね。