まず、「幸せに経済的安定を得るための6つのステップ」の全体像についてご説明します。
ステップ1: 自分の幸せについて理解する
自分の幸せがどのようなものかわからなければ、幸せであることはできません。
もし、あなたの幸せが「家族」と関係のあるものでしたら、仕事ばかりで家族をかえりみない日常を送ることは幸せとは言えないでしょう。
ステップ2: 経済的安定の必要額を理解する
世の中では「お金持ち」「リッチになる」と言われていますが、それはその人の主観によるという事実が忘れられています。
一般的に普及させることが目的である以上、わかりやすく伝わりやすい表現である「お金持ち」が多用されることは仕方のないことかもしれないです。
ただ、現実には「お金持ち」の定義も、「経済的安定」の定義も、それを求める人の定義、主観、基準に完全に依存しています。
ある人は、「お金持ち」の定義を年収3,000万円以上としています。
またある人は「純資産100億円以上」という基準を持っているかもしれません。
どちらも、その人にとっては「お金持ち」ですから、どちらも正解です。
だからこそ、自分自身で「経済的安定」の定義を理解し、それに必要な金額を理解する必要があります。
ある人は、ほしい物がほとんどなく、日常を安心して暮らしていくためには「5,000万円」あれば余裕だと言うかもしれません。
またある人は、良いレストランやファッショナブルな服装をしたい、高級車に乗りたいと望み、「10億円」が最低必要だと言うかもしれません。
それぞれが求めるものは、それぞれ異なります。
求めるもの、求める金額が違えば、やるべきことも変わります。
ステップ3: お金を稼ぐ
豊かになるには、当然お金を稼がなければなりません。
ステップ4: お金を貯める
倹約し、所得の一部を貯蓄すること。
割合が大きければ大きいほど、はやく経済的な安定を手に入れることができます。
ステップ5: お金を投資する
単に貯蓄をしたところで、それが増えることはありません。
賢明な投資先に投資することで、資本が膨らんでいき、経済的な安定を獲得できます。
投資をすることなしで、大富豪になった人間は、ほとんどいません。
ステップ6: 長生きする
いくら稼ぎが良くて、投資収益率が高かったとしても、30歳で死んでしまえば、大富豪になることはできません。
反対に、稼ぎが少なかったとしても、賢明に投資をし、長生きすれば、複利の力と貯蓄により、金持ちになることは容易です。
年寄りは概して金を持ち、若者は概して金を持たない。
そのかわり、年寄りは時間がなく、若者には時間があります。
それは年月が金に転換されているからです。
時間の力は強力です。
長生きしさえすれば、それだけで富を築きやすくりますから。
お金持ち(資産家)になる方法
それでは「お金持ち(資産家)になる方法」について、深堀りします。
お金持ち(資産家)になる方程式
収入(高収入化)-> 勤倹貯蓄 => 資本(雪だるまの芯) -> 投資 => 富
つまり、(収入-支出)の貯蓄を高収入化と倹約によって生み出し、
それを資本(元手)として投資し、 きちんとした運用利回りを生み出すことで、
富を築き、資産家となることができるのです。
このプロセスは、資本主義経済体制化では、ほぼどのような資産家も当てはまっていると思います。
総じて言えば、このプロセスの探求こそが、お金持ちとなる近道と言えるでしょう。
そのために、プロセスのそれぞれについて、細かく解説していきます。